試乗記・19〜トヨタ クラウン〜
日本の「美しさ」と「伝統」
13代目クラウンの試乗記の短評をお届けしたいと思います。

トヨタ クラウンフロントビュー(写真は3.0 ロイヤルサルーン・i−four“Uパッケージ”)
★ 試乗グレード 3.0 ロイヤルサルーン・i−four(6SUPERECT)
★ クラウンらしさが戻った乗り心地
試乗したグレードは、3.0 ロイヤルサルーン・i−fourというグレードで、装備はHDDナビゲーションシステムをはじめ、パワーシート、リバース連動式電動格納式ドアミラーなどが盛り込まれております。
さて、このクルマを乗り込み、まず気付いた点としては、乗り心地が12代目クラウンより明らかに進化していることです。
12代目クラウンの足回りは、全般的に硬く、凹凸の路面を走ると路面の衝撃が伝わる傾向が強かったという印象でしたが、13代目クラウンは、サスペンションの無駄な少なく、足回りの当たり方がとてもマイルドになっているので、足回りのス付け方がいかにもクラウンらしいという印象を受けました。これは、新しく採用された「NAVI‐AI−AVS」による影響が大きいかもしれません。
動力性能は、12代目クラウンとほぼ同じレベルに仕上がっており、市街地でもマナーの良いエンジンチューニングに仕立てられ、エンジンの回り方も軽やかです。
シフトショックを伝えない6速ATと共に、力強さと振動が抑えられたエンジンチューニングが巧みだと思います。
まだ未確認ですが、2.5Lエンジンと1.6tの車体を組み合わせたモデルやアスリートの走りがどれくらい洗練されている事がいささか気になる所です。
★ いささか曖昧な挙動を示すステアフィール
ステアリングは、中立付近で曖昧な挙動を示すのが最大の難点ですが、ステアリングコラムの剛性が今までのクラウンよりはるかに高いレベルに纏められ、がっちりとした手応えになっていた事が乗り心地と同様、13代目クラウンの進化した点だといえるでしょう。
前方視界は、ボンネット中央部の盛り上がりがあり、車幅が予想していたより掴み易く、全幅が12代目モデルより15mm増されたのにもかかわらず、ボディの取り回しは思っていたより悪くはないと感じました。
総評すると、クラウンの伝統がきちんと受け継がれ、進化した足回り、力強い走りが13代目クラウンのセリングポイントといえます。
クラウンというクルマ…日本車の伝統を大切にしているクルマである事を再発見した次第です。
【関連記事】
★ 「トヨタ クラウン(13代目 GRS・GWS200系)」
URL=https://gazoo.com/G-Blog/corollanze124/52817/Article.aspx
【参考】
★ トヨタ自動車・ホームページ「トヨタ クラウン・ロイヤルサルーン シリーズ」
URL=http://toyota.jp/crownroyal/
★ トヨタ自動車・ホームページ「トヨタ クラウン・アスリート シリーズ」
URL=http://toyota.jp/crownathlete/
★ トヨタ自動車・ホームページ「トヨタ クラウン・ハイブリット シリーズ」
URL=http://toyota.jp/crownhybrid/