♪クルマと北国からのお届け物♪

このブログでは、新旧のクルマの事や北海道に現存する歴史のある建造物、
風景、非日常的な話題や料理などをご紹介します。
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ドライブ王国in札幌 Part1

2008年9月11日

ドライブ王国in札幌 Part2

伝説の名車「トヨタ2000GT」、このイベントでは、オープントップが展示されていました。

 

本日も昨日に引き続き、

「ドライブ王国in札幌」の模様をお届けします。

 

今回は、このイベントで展示されていた

トヨタ2000GTを特集します。

私自身、このイベントに行った決め手となったのは

このクルマの展示されることをネットを通じて知ったからです。。。

 

 

トヨタ2000GT オープントップ フロントビュー@

 

まずは、トヨタ2000GTというクルマについて、解説をしたいと思います。

 

【解説】

☆トヨタ2000GT(MF10型)

 

トヨタ2000GTは1965年10月に開催された東京モーターショーにて参考出品され、ショーモデルの2000GTは、ホイールがワイヤーホイールを用いられたようです。

丁度、この年に開催された東京モーターショーには、ホンダS800といったクルマ等が展示されていたそうです。

それから1年後に当たる1966年10月に、茨城県谷田部(現在は、つくば市に移転)にある自動車高速試験場(現:日本自動車研究所、通称:JARI)にて高速トライアルに挑戦し、当時、公表されていたFIA(国際自動車連盟)公認トラックという正式項目があり、このクルマは3つの世界記録、13の国際項目を塗り替えた事で知られています。

 

トヨタ2000GTが発売されたのは、1967年5月のことで、ほぼ同時期にマツダでは世界初2ローター・ロータリーエンジンが搭載されたコスモスポーツが発売されたタイミングとほぼ同じでした。

エンジンは、2代目クラウンに搭載されていた直列6気筒「M型」をベースに、ソレックスキャブを3連装、SOHCカムをDOHCへ変更されるなどといったエンジン中ーにングを施し、最大出力は150ps(110kw)/6600rpm、最大トルクは18.0Kg・mを発生し、エンジン形式名は「3M型」で、このエンジンの開発は、ヤマハとの技術提携によって実現したといわれており、DOHCエンジンは、トヨタにとって初めて採用されたのがこのクルマからでした。

 

ボディは、X型バックボーンフレーム、サスペンションは4輪ダブルウイッシュボーン、ブレーキはサーボ付き(倍力装置)の4輪ディスク、ステアリング機構はラック&ピニオン、ホイールは鋳造マグネシウムホイールなどがそれぞれ採用され、このクルマに投じたメカニズムは、当時のトヨタの技術力がこのクルマに結集されたと言えるでしょう。

 

このクルマのインスルメントパネルに使われている本木目パネルは、ヤマハが培った楽器のノウハウが使われていたと言われ、このパネルのフィニッシュが今日の目で見ても素晴らしいと感じます。また、このクルマの生産方式は、ハンドメイドによって組み立てられ、これもヤマハの技術力が関わっていたそうです。

 

トヨタ2000GTが発売された時に付けられたプライスタグは、238万円で、初代カローラ(KE10型)4ドアセダン・DX(価格は52万円)が4台買ってもお釣りが来るほど、高価なクルマで、現在の紙幣価値に直すと2000万円程度になるでしょう。

(参考=1967年 当時の大卒初任給は26000円前後)

 

エクステリアデザインは、デビュー当初、トヨタ社内によるものだと言われていましたが、後に野崎喩氏がこのクルマのデザインを担当されたことを公表されたのは、今から数年前の事でした。

 

1969年にマイナーチェンジを実施し、フロントマスク、インスルメントルパネルのデザイン変更、ボディーカラーの追加、イージードライブを可能とした「トヨグライド(3速AT)」の追加などが盛り込まれていました。

そして、マイナーチェンジが行われた1年後に当たる1970年にこのクルマが生産を中止され、このクルマの生産台数は337台でした。

 

 

トヨタ2000GT オープントップ 

 

今回、このイベントで展示されていた2000GTは、

1967年にショーン・コネリー氏が主演し、公開された映画

「007は二度死ぬ」のボンドカーとして使われていたクルマです。

「トヨタ2000GT オープントップ」は特注で2台だけ生産され、

1台は行方不明だという説があるそうです。

 

私自身、「トヨタ2000GT オープントップ」の実車を見たのは初めてでした。

今日の目でトヨタ2000GTを見ると、とてもコンパクトに見え、

デビューしてから40年以上経った今日でも、

このクルマのエクステリアデザインに

全く色褪せていないという印象が強かったです。

 

 

 

トヨタ2000GT オープントップ フロントフェンダー

 

「トヨタ2000GT オープントップ」もトヨタ2000GTショーモデルと同様、

ワイヤーホイールが与えられている事に目を引きます。

市販モデルの2000GTには、

鋳造のマグネシウム・ホイールが装着されていました。 

 

 

トヨタ2000GT オープントップ フロントビューA

 

実車の前には、このクルマの解説が記されたパネルが展示されていました。

 

 

トヨタ2000GT オープントップ インスルメントルパネル

 

このクルマのインスルメントルパネルには、本木目パネルが与えられ、

本木目パネルの仕上がりが美しく、職人さんの心が込められた

本木目パネルに仕上がっているという印象が強いです。

 

シートのバックレストに隠れて分からないのですが

パーキングブレーキは、ステッキ式が用いられています。

なお、マイナーチェンジ後の2000GTのインスルメントルパネルのデザインは、

ヒーターパネルの上にある時計などのデザインが異なります。

 

 

トヨタ2000GT オープントップ リアフェンダーから見た時のスナップ

 

「トヨタ2000GTオープントップ」の

デザインの美しさが感じられるのは、

この角度から見たときが一番良いと思います。 

 

 

トヨタ2000GT オープントップ リアビュー@

 

マフラーはセンターにレイアウトされ、丸型2灯テールランプ、

キャプトンマフラーが2000GTのエクステリアデザインの

特徴の1つとして、巧みに表現されているでしょう。

 

 

トヨタ2000GT オープントップ リアビューA

 

 

トヨタ2000GT オープントップのフェンダー部に取り付けられているエンブレム 

 

トヨタ2000GT。。。これを見たとき、とても感動したクルマでした。

このクルマはトヨタの名車として相応しく、

そして、日本を代表する名車でもあります。  

 

今回、初めてトヨタ2000GTと対面し、

これは、前々から見てみたいと思っていたクルマでした。

 

トヨタ2000GT オープントップはトヨタ博物館にて

所蔵されているとクルマとのことです。

いつか、トヨタ博物館に展示されている

2000GTを見てみたいという気持ちが高まりました。 

 

さて、明日の記事もこの続きをお届けします。

 

 

トヨタ2000GT ボンドカー(MF10型)の説明が記されたパネル

 

【トヨタ2000GT オープントップ 詳細】

ボディサイズ 全長:4175mm、全幅1600mm、全高1104mm

ホイールベース 2330mm

車両重量 1061kg

年式 1966年式

ボディカラー ホワイト(市販モデル名 ペガサスホワイト)

 

【関連記事】

☆triplesix6さんのブログ「原動機で伝えたい記(嬉写)」から

“ミニチュアモデルが大変身!partU”

URL=http://gazoo.com/G-BLOG/zeroctrip6/69359/Article.aspx

【参考@】

☆Gazoo.com名車館・1967年 トヨタ2000GT

URL=https://gazoo.com/meishakan/meisha/shousai.asp?R_ID=779

【参考A】

☆トヨタ博物館 ホームページ

URL=http://www.toyota.co.jp/Museum/index-j.html


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2008年9月11日 0:15

コメント

Y's [2008年9月11日 0:26
こんばんわ。
LUXELさん、一杯・写真を撮ってくださってうれしいです。
このようにそばで観れたのですね。
ショーン・コネリーと浜 美枝の競演でしたね。
確か丹波哲郎さんも出ていたような・・・。
その頃は、まだ子供でしたから観に行けなかったけど凄い話題だったです。
やはり、オープンにしてもいいデザインですね。
トヨタ博物館に行ってこようかしら・・・。(^^)y

のんのん2002 [2008年9月11日 5:53
おはようございます。「トヨタ2000GT オープントップ」 新鮮ですね。
>このクルマのエクステリアデザインに全く色褪せていないという印象が強かったです。
☆全くですね。特注で世界で2台。今生産しても買う人がいるのではないでしょうか?

W650 [2008年9月11日 6:10
おはようございます。
この時代は日本の高度成長期で、自動車業界も革新的な進歩があったようでどのメーカーも凌ぎを削って新しい技術を投入していましたね。
日本もアメリカのように昔の車を現代風のデザインにアレンジした車を出すといいですね。
 2000GTのキャプトンマフラーが気になりました。 私のバイクもキャプトンマフラーです。(笑)

LUXEL [2008年9月11日 19:29
☆Y'sさんへ
こんばんは(〃▽〃)ノ
いつも早々のコメントを頂き、ありがとうございます。
こちらこそ。
私自身、このクルマの激写をすることがこのイベントの目的の1つとして入っていましたからね(笑)
私が思っていたより近場で見ることができたので、感激しました!!!!!
はい。
007は二度死ぬの共演は、ショーン・コネリーさんと浜 美枝さんで、2000GTをドライブしていたのは若林映子さんとだった事をネットを通じて知りました。
また、Y'sさんが仰る通り、この映画に丹波哲郎さんも出演されていて、役名は「タイガー」と呼ばれていたとか。。。
記事を訂正ですが、このクルマはトヨタ博物館の所蔵車として直させて頂きました。
すみません。。。
私もトヨタ2000GTの市販モデルをトヨタ博物館にて拝見してみたいと思っています☆ミ

LUXEL [2008年9月11日 19:32
☆のんのん2002さんへ
こんばんは(〃▽〃)ノ
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
このクルマ、前々から見たいと思っていました。
今日の目で見ても、エクステリアのデザインが凄く新鮮でした。
トヨタ2000GTのオープントップが現存されているのは、トヨタ博物館で所蔵されているクルマのみです。

LUXEL [2008年9月11日 19:36
☆W650さんへ
こんばんは(〃▽〃)ノ
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
丁度、このクルマが登場した頃、マツダコスモスポーツやホンダS800といったクルマもあり、当時の先進技術をどんどん投入されていた時代だったと思います。
ほんと、クライスラーのPTクルーザー、フィアット500のように昔のクルマをモチーフにした車種を日本車として登場して欲しいですね。
2000GTに付いているデュアルタイプのキャプトンマフラーが凄く良かったです。

triplesix6 [2008年9月11日 20:05
こんばんわ。
フェンダーのエンブレムは、コロナの1600GTにも引き継がれましたね!シリンダーヘッドにはトヨタのマーク、シリンダーにヤマハのマークが付いていたのを今でも記憶しています。この価格が当時のトヨタの資本金額でした

LUXEL [2008年9月11日 20:18
☆triplesix6さんへ
こんばんは(〃▽〃)ノ
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
仰る通りです。
トヨタ2000GTが登場してから3ヶ月後に、3代目コロナハードトップ(RT40系)をベースにしたトヨタ1600GTが登場し、このクルマは4速MTと5速MTが選べ、後者には「GT5」というエンブレムが装着され、このエンブレムが憧れの的としてなっていたという逸話を本で紹介されていました。
トヨタ2000GTは、現在のセンチュリーと同様、赤字販売だったそうです。

さんじ18 [2008年9月11日 21:31
2000GTを同じボディーラインで現在で作ると3Lカーになるかな?
ハンドルにはエアバック
室内のフロント部分でメーターデザインは同じでも空調はフル・オート
ラジオ部分は カーナビ(HDD方式)
になるだろうな・・・・

自分がセレブなら1億使って良いからボディーラインを同じにしてエンジンは2Lで作ってと発注したいです(寒冷地仕様4WDにする)


EP82-SW20 [2008年9月11日 22:20
こんばんは。
私もさんじ18さんと似たような気持になりますね。
この外観は今でも十分通用する気がします。
細くて大きいハンドル・へッドレスト無しのシート等は時代を感じさせますが、このボディサイズで復活できれば2Lでもかなりいけそう。
当時はグロス150馬力。今はネットで200馬力出せるから。
「007は2度死ぬ」は、実はこの車を見たくて映画を見たくらい(笑)
それから007シリーズ見るようになったのですから、この車は偉大ですw
やはりサイドウィンドウは無かった様ですね。
1980年当時の中古車価格が確か500万円位した気がしますよ。
新車より高い(笑)
それにしても、生でこのオープンカーを見る事ができて羨ましいですw

LUXEL [2008年9月12日 1:48
☆さんじ18さんへ
こんばんは(〃▽〃)ノ
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
もし、2000GTを現代に蘇らせるとしたら、ナビやエアバック、そしてオートエアコンなどが標準装備されるでしょうね。
エンジンは、現在販売されているラインナップから考えると、V62.5〜3.0Lになるのかなと勝手に連想しています。
また、4WDシステムは前後重量配分を最適に切り替える電子デバイスが組み込まれたタイプになると思いますね。

LUXEL [2008年9月12日 1:55
☆EP82-SW20さんへ
こんばんは(〃▽〃)ノ
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
今の目で見ても、2000GTのデザインの纏まり方は素晴らしいという一言に尽きますね。
シート形状は、2000GTのマイナー後を踏まえて、現代の技術をふんだんに使われることになるかと思います。
007は二度死ぬ。。。この映画は残念ながら見たことがないですね。
YOUTUBEでこの映画のシーンをピックアップした画像を見ることができますw
URL=http://jp.youtube.com/watch?v=21poI4ZmIRU
このクルマの相場は、現在でも2000万円前後のプライスタグが付けられ、物価変動は別にして、数字を見ると新車価格よりめちゃくちゃ高いですね(笑)
いずれ、市販モデルの2000GTを見てみたいですw

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