東京賢治の学校からこどもたちがやって来ました!A
田植えの続きの模様です。少しずつ、少しずつ、田んぼのお顔が見えてきました。

途方もないと思える単純作業の繰り返しでしたが、みんなで協力して行うとやっぱりちがいますね!
僕たちの田植えの倍以上の速さで完成しようとしています。
・・・ただわかってほしいのは、効率だけを重要視するのであれば初めから手植えで取り組むことはしていないということです。
現場での作業時間と労力を短縮するためには、機材を利用したほうが効果的なのは理解できます。
人間の文明のめざす嗜好が、スピード効率と簡略化にある限り、あたらしい生産システムの構築は続けられていくことでしょう。それ自体を単純に否定することは、出来ません。
しかし、使用する機器が高度に複雑・巨大化していくほどに、投じねばならないエネルギー量が増えざるを得ない(採取・製造・運搬・運用・廃棄の過程において)ことも、忘れてはならないと思うんです。
エネルギー資源は無限ではありませんからね。
手植えの大切なポイントは、いきものと直に触れ合いながら実際に自分たちの身体に取り込まれるまでの過程をきちんと実感できるという、〈身体性の回復〉にあるのでしょう。
もちろん早く作業が終われば確かにすっごく嬉しいけどっ!(笑)、一本一本のいのちに思いを馳せる時間も大切にできる心の余裕を持てると、より深く楽しめること間違いなし。

どんどん残りが少なくなって来ました。
のこぎり鎌を扱うその姿も様になっていますね、かっこいィ〜。
あわてず、あせらず最後まで丁寧に出来たらいいよねっ。

こちらは、植え終わった後の見回りをしてくれています。
倒れていたり、上手に植わっていなかったりする分を、見つけてきれいに植え直しをしていく作業です。
田んぼにお水を張る前に植えているので、稲を土の上に軽く置くだけではなかなか根付いてはくれませんからね。
彼女達の確認が、ひとつの作物のいのちを活かすかどうかに関わってくるとしたら、とても大切な役目だとも言えます。
同時に植えた稲の行間を歩いてもらうことで、伸びようとしてくる他の草草の生育を抑えることにもなるので、稲の生育にとっては一石二鳥ってやつかも!

最後に稲を掘り出して凹んでしまった苗床を平らに均(なら)し、そこにも稲を植えつけてしまえば完成です!
すごい、すごい!
とうとうやってしまえたね。
おめでとう。

・・・終わってしまうと、それまで感じなかった寂しさとかも芽生えてくるのかな?
心地よい疲労感に包まれながら、ズボンが泥まみれになったことも、指先がぐちょぐちょ湿っていることも、全身汗びっしょりなことも、きっとかけがえのない今、この瞬間の達成感をちっとも妨げることなく、みんなのいのちに大切に刻まれて、残っていくと思うんです。
忘れてしまって、思い出せなくなってしまっても、大切なものはあなたと共にあるんだからね。

おつかれさまでしたっ。
さあ帰って、シャワー浴びて、おいしいご飯をみんなで頂いて、たのしい時間を過ごしましょうね。
賢治の学校・実習生 緑
・みんなで声に出してみよう!!今日の「ありがとう」・・・
「 Go raibh maith agat ゴ ラウ マヒ アカットゥ 」
アイルランド語(ゲール語)