インドシルク 細い細い糸
今日は加工スタッフYが、インドシルクのストールの整経をしています。
このインドシルクの糸が、細い!
「整経(せいけい)」というのは、機に掛ける前の準備作業で、経糸(たていと)の本数と順番と長さを揃えて、巻き取ることです。
工房のドラム式整経機はけっこう大きな物です。
一周が12尺(約4m50cm)あります。

染織の仕事は、こういった機に乗る前の準備の仕事が大事です。絣の織物などは、機織り前の仕事で8割ぐらいでしょうか。
ここまで来ればほぼできたようなもの、織は最後の仕上げといった感じです。
(こういうふうに言い切ってしまうと、機織り担当から怒られるのですが)
さて、今回のショールは、インドシルクの原糸を使っているので、とても細いです。
髪の毛よりもずっと細い。
未精練で糸にクセあるので、扱いにくいです。

細さって写真に写りにくいなあ。
にぎりばさみとの対比。

いつも着物に使っている糸と比べてみた。
下の白いのが着物の糸。
上の黄色いのが今回のインドシルク。
着物の糸も、一般的な紬織物に使う糸に比べると、うちのは細い方なんだけど。

マクロ撮影。
はみ出ているところに注目。

こういう糸を、けっこう勢い付けて回るドラム式整経機で整経するのは、いつ切れるかわからなくて、たいへん。
若くて目が良くないとできません。
さて、どんなショールになるのかな。
※下拵えの作業は、見学できます。
月曜日〜金曜日 9時〜17時(12時〜13時は昼休み)
毎日仕事の内容が違うので、整経をしているとは限りません。
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しんぺい