小石丸の種とり
この間できた繭で種とりをしました。
羽化した蛹が交尾して雌は卵を産みます。
先週の土曜日にまゆを切って蛹を出し、雌雄鑑別してから6日で羽化がはじまりました。雄と雌、別々の場所に分けておいた蛹を一斉に出会わせます。
すると、あっという間に雄は雌の出すフェロモンに引き寄せられて雌と交尾を始めます。たまに雄同士とか、3角関係とか、タイプじゃないから(?)とかでうまくカップルにならないのもあります。雄は羽をバタバタさせて相手を見つけます。
交尾が始まるとじーっとおとなしくなり、だいたい3時間ほどそっとしておきます。それからは雄と雌を引き離し雄はこれで仕事を終えます。雌は産卵の前におしっこをして産卵体制に入ります。(写真の体の大きく、おなかがふっくらしている方が雌です。)
雌はお尻を動かしながら産卵をはじめます。写真の黄色い粒がそう。1匹の雌が産む卵の数は約400個。今回は約1000の雌が産卵をしました。
この卵は冷蔵庫に保管して半分を今秋に、半分を来春にふ化させる予定とのことでした。
このようにして小石丸は子孫を残し、私達に素晴らしい糸を与えてくれています。
追記・・・先週の土曜日にまゆを切ってくれた綾ツアーの皆様、本当にありがとうございました。お陰で今年も無事種とり終了です。グッドなタイミングで貴重な体験でしたね。雌雄鑑別はさすがに難しかったけど・・・。
nana