不惑雑感

不惑を過ぎても、まだまだ子供。
市井の片隅でひっそりと生息中。


お盆なのに

2008年8月15日

悩む力

売れるのもわかるけど

悩む力』(姜尚中、集英社新書)を読了(現在二回目突入中)。

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 情報ネットワークや市場経済圏の拡大にともなう猛烈な変化に対して、多くの人々がストレスを感じている。格差は広がり、自殺者も増加の一途を辿る中、自己肯定もできず、楽観的にもなれず、スピリチュアルな世界にも逃げ込めない人たちは、どう生きれば良いのだろうか? 本書では、こうした苦しみを百年前に直視した夏目漱石とマックス・ウェーバーをヒントに、最後まで「悩み」を手放すことなく真の強さを掴み取る生き方を提唱する。現代を代表する政治学者の学識と経験が生んだ珠玉の一冊。生まじめで不器用な心に宿る無限の可能性とは?
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(出版元のサイトから引用)

この本、売れているようで。
書店でも平積みされていたし、何よりも帯(腰巻)にこんなことが書いてある。

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各メディアで大反響!!
悩める人々を深く肯定した感動の書

「日本経済新聞」(2008年6月8日)
悩める若者と迷える高齢者にあてた元気が出るメッセージが光る。

「毎日新聞」(2008年6月6日 夕刊)
悩みをどう解消するかという本は多いが、こちらは悩むことを肯定し「中途半端ではなく、とことん悩んで突きぬけろ」と提言する。

その他、朝日新聞(2008年6月1日号)「日経ビジネスオンライン」「週刊ポスト」などで話題!

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(「週刊ポスト」を引き合いに出されても、ちょっとね…)

著者の考えには賛同できる部分が多く、以前から機会があれば読んではいたが…これまでの本とは、ちょっと異なるように感じた。「現代に生きる私たちは…」と強調されすぎているように読めてしまい、そこに違和感をおぼえたのだろう。

もちろん参考になる部分は多く、「こりゃ売れるはずだわ」と感じたのも事実。
そのうち「ここの記述は素晴らしい」と抜書きをエントリーとして立てるつもりだし、とりあえず漱石、特に『心』と『それから』は、もう一度読んでみようと思った。
マックス・ウェーバーは…今の私では、絶対に理解できない自信があるからパス(苦笑)。

あ、そうだ。
このような有名な学者さんを(自分が知りもしないことを棚に上げて)けなした都知事さんがいましたなぁ、東京と福岡でオリンピック候補地を争ったとき。「自分の無知をさらして威張るな。恥を知れ」と思いました。


【追記】
『こころ』・『それから』読了(横になって本を読むことぐらいしかできなかったので)。
重い。重かった。中学生の頃とは、かなり異なる感想を持った。


2008年8月15日 22:30

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