なぜ死んではいけないか -4-
つながりを求めつづけろ
『悩む力』より。
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人と人がつながる方法は一つではなく、いろいろな方法があると思います。
私にはどうしなさいとアドバイスできるわけではありません。と言うより、それぞれの人に悩んで考えてほしいと思います。「脳」に特化して上滑りになったり、「私」に閉塞して城を作ったりしないで、つながる方法を考えてほしいと思います。
単純に「死んではいけない」とは、私には言えません。でも、「人とのつながり方を考えてほしい」とは言いたいのです。つながるためにはどうしたらいいか考えて、その意味を確信できたとき、たぶん、「生」も「死」も両方、同時に重みを取り戻すのではないかと思うのです。そう信じたいのです。
(中略)
他者を承認することは、自分を曲げることではありません。自分が相手を承認して、自分も相手に承認される。そこからもらった力で、私は私として生きていけるようになったと思います。私が私であることの意味が確信できたと思います。
そして、私が私として生きていく意味を確信したら、心が開けてきました。フランクルが言っていることに近いのですが、私は意味を確信している人はうつにならないと思っています。だから、悩むこと大いにけっこうで、確信できるまで大いに悩んだらいいのです。
中途半端にしないで、まじめに悩みぬく。そこに、その人なりの何らかの解答があると私は信じています。
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(色づけは引用者による)
ま、その、何だ。悩みが高じて病気になることもあるんですけど。