G3:久保田一竹美術館「iRC富士巡りPart1」より
着物アートの情熱・久保田一竹美術館
室町時代に栄え、江戸初期にその姿を消したといわれる
幻の辻が花染を300年経った今、20年に及ぶ研究を経て
復活させた久保田一竹の作品が展示されています。

作品は精巧で繊細でグラデーションの美しさと雄大さはす
ばらしいものでした。中でも久保田一竹のライフワークとも
いえる[光響]という連作の作品群は1年に1着のペースで
作られ完成まで80年かかるという壮大なもので、完成は
40年後。ガウディーのサグラダ・ファミリア寺院を髣髴とさ
せるスケール。(そういえば、新館の造りもなんとなくガウデ
ィーっぽかった)

作品が展示されている本館の建築も目を見張るものでした。
樹齢1千年を超すヒノキの大黒柱16本を使った富士山を模
して建てられた建築様式は、梁の作りなど見たこともない組
み合わせになっていて伝統的な技法とログハウスの技法の
融合だそうです。

40歳の時から研究をはじめ60歳でやっと納得のいく作品
を完成させ、彼の没後も、その情熱はここに受け継がれている。
この作品群の背景にある久保田一竹という人の作品に対
する情熱というものをひしひしと感じます。
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