アウェーの浦和で勝点3
【浦和 2 - 3 ガンバ】 埼玉スタジアム2002
アウェー浦和戦で味わう6年ぶりの勝利は格別です。第3節から無敗を続けた首位浦和を敵地で叩いた西野監督は「普通の試合で勝つのとはまた別だからね。また歴史をつくれたと思います」と大一番で意地を示した選手を称えていました。
故障を抱える遠藤と安田理が今シーズンのリーグ戦で初めて先発を回避してゲームはスタートしました。
数少ない好機に集中する意識がゴールに結実したのです。浦和の序盤の猛攻に耐えた前半17分に、右CKの流れから中沢が頭で先制。
前半終了間際には素早いリスタートですきを突き、山崎が追加点を挙げました。素早い再開から狙い澄ましたシュートを右隅に決めたのです。
後半は厳しい時間帯に「中盤を落ち着かせる」との狙いで監督は遠藤を投入しました。

追いすがる浦和の息の根を止めたのは、後半途中から出場した遠藤です。2―1の後半23分に、FKから素早いリスタートで左のルーカスへ1度預け、エリア内で再びボールボールをもらうと、右足でゴール右隅へ流し込みました。
「トラップした瞬間、GKの位置を見ていけると思った。あわてることなく冷静に蹴れた」。相手の一瞬のスキを突く遠藤らしいゴールになりました。
「いつもきょうみたいな気持ちでやれればいい」と遠藤。
後半のロスタイムは実に5分。巨大なサポーターの声援に乗り、同点ゴールを狙う浦和の力攻めに最後まで冷静に耐え抜いたのです。
西野監督は「スタイルを問わない戦いで逃げ切った。選手はこの試合の重要性を理解して最後まで戦った」と、大一番で意地を示した選手をたたえました。
1試合消化が少ないとはいえ、前節まで浦和との勝ち点差は10ありました。これ以上離されると挽回が難しくなる瀬戸際のゲームでした。