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交流戦の優勝を逃した

2008年6月26日

リーグ戦再開 遠藤の活躍で浦和に4差

【ガンバ 1 - 0 京都】 万博記念競技場 

 後半9分、遠藤は相手GKのクリアボールを中盤でカットし、二川にパスを送ると、ルーカスへとつながる間に前線へと走り込んで行ったのです。ルーカスが左に流したパスを受け、ワントラップでボールを絶妙な位置にコントロールし、GKの位置を見切って左足を振り抜くと、次の瞬間、ゴールネットが揺れました。

 

 「前があいていたし、トラップが良かったので冷静に決められた」。試合後、大粒の汗を流しながら遠藤は振り返りました。W杯3次予選4試合を戦い終え、最後のバーレーン戦から中2日での強行先発です。

 

 

 西野監督からは「コンディション次第では京都戦を回避してもいい」と言われた遠藤は、「そこまで考えてくれなくても大丈夫です。行けます」と特別待遇を拒否しゲームに入っていきました。

 

 遠藤なりのチームへの思いがあるのです。これまでも日本代表として、再三、チームを離れていますが、北京五輪に出場するとなるとリーグ戦を最大4試合欠場しなくてはなりません。

 

 「五輪に行くことになればチームに迷惑をかけることになる。だからいる時はベストを尽くしたい」。今季3点目が決勝点となり、首位の浦和に勝ち点4差と迫りました。

 

 チームは遠藤のゴールを守りきり、5位に浮上しました。5月17日の浦和戦ではサポーターが乱闘騒ぎを起こし、中断期間中には水本が電撃退団し京都へ入団。

 

 マイナスの出来事が続いていただけに貴重な勝ち点3となりました。山口は「いろんな意味で見られていたのはわかっていた。ポイントを上積みできてよかった」と胸をなで下ろしていました。

 

 試合前には反町監督と金森社長、西野監督が会談し、クラブは遠藤の北京五輪のOA枠出場を快諾しました。「まだ先の話。そういう事がチームに影響するかもしれないので今はチームでしっかり貢献したい」と私情を押し殺したものの、五輪への思いは誰よりも強い遠藤です。

 

 00年のシドニー五輪では、チームに帯同しながらバックアップメンバーに甘んじ、練習さえも一緒にできず悔しさだけが残った大会でした。今度は胸を張ってピッチに立てるのです。


2008年6月26日 15:39

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