阿部、江草、渡辺がナイスリリーフ マジック46
【阪神7―4巨人】 甲子園球場
タイガース反撃の“ノロシ”は4回でした。高橋光のバットから快音が生まれました。無死一塁で迎えた初球。外角直球に素直に反応すると打球は広く空いた1、2塁間を抜けライト前へ。

清水が後逸してくれている間に1点をもらいました。ここで、今日1軍昇格したばかりの庄田が代打でラッキーボーイになりました。
庄田の打球を小笠原がファンブルしてくれました。庄田は全力で駆け抜けセーフとなり、なおも1、3塁で、バルディリスと矢野の連続タイムリーがでて1点差に迫りました。
こうなると勢いは止まりません。5回1死1、2塁では「気持ちです! 気持ち!」という高橋光がレフト前へ同点のタイムリー。
庄田もセンター前ヒットでつなぎ満塁とし、内海をマウンドから降ろしノックアウトしました。
代わった越智から代打の桧山がセカンドゴロの間に1点を勝ち越しました。そして、トドメは矢野です。
「中継ぎ陣もよくがんばってくれていたし、みんながつないでくれたので何とかしたいと思っていた」
2死2、3塁のチャンスで内角高めの直球をしぶとくセンター前へタイムリー。「いい追加点が取れてよかった」。2点を追加し、勝利をたぐり寄せました。
矢野がタイムリーを打てば負けない不敗神話も「27」にのびました。そして優勝マジック『46』が灯りました。まだ先の長い数字ですが。
今日のヒーローは監督でしょう。ヘルメットを被りバッターボックスに向かう上園を呼びとめ代打を送りました。
この後、登板した阿部が3回・4回をノーヒットに抑え、監督の起用に応えました。いつも監督が言っている敗戦処理で出してるんちゃうんやからという、監督の気持ちが伝わったのでしょう。
5回に江草、6回に渡辺とJFKに繋ぐピッチャーがゲームを作り、守りにリズムを与え、打線に力を与えました。監督の好采配だと思います。