球児 通算100セーブ達成
【阪神5―3横浜】
球児が9回から登板し、プロ野球21人目となる通算100セーブ目を挙げ、3連勝を締めくくりました。
プレッシャーはまったく感じていなかったように見えました。球児はマウンド上で笑顔すら浮かべていました。
2点リードの9回。打者3人に対して変化球はわずか1球。
今日の最速154キロのストレートなど11球で3者凡退に仕留めました。
今シーズン2度目の4連投でも貫禄の投球で、チームを5日ぶりの単独首位へと導いてくれました。
タイガースでは85年の山本和行以来2人目の通算100セーブになります。
記念の花束を照れくさそうに受け取ると、快挙を祝してベンチ前に並んだチームメート1人1人と握手を交わしていました。
「今のタイガースは強いんで誰でもできるんじゃないですか。たった100セーブ。特にうれしさは…」
微妙な言葉です。やはり来シーズンはメジャーという事でしょうか。
お立ち台で声が弾みます。守護神としての勲章ではなく、チームの勝利がうれしい。その目は即座に聖地での決戦の舞台に向けられていました。
「明後日は、絶対に勝ちます!」
ファンにとってこんな頼もしい言葉はありません。頼むよ、球児!
登板直前までブルペンで巨人戦をテレビ観戦し、ライバルの劣勢を知り、マウンドに向かった球児。
心の底から今を楽しんでいるのが良く分かります。「残り10試合なんで、なんぼでもいきますよ。最後まで食らいついていって、絶対に勝ちます」
最後は優勝宣言までしてくれた球児です。この雰囲気の中でプレッシャーを感じずに楽しめているというのは凄いですね。
岡田監督が「こういう雰囲気の中でゲームが出来ることを楽しんだらええんや」と言っていたのは東京ドームのゲーム前でした。
残念ながら球児の出番は無く、楽しむ事が出来なかったのですが、甲子園でその分を楽しんでいるようです。
吹っ切れたような笑顔は、来シーズンは見られないかも知れません。何か寂しいです。