ぶどう農家の台風対策
現在、台風が九州南部に接近中。
大分・安心院でも午後から夕方にかけて激しくなるとの予報が出ています。
皆さんの地域は大丈夫ですか?
今朝から突風が吹き、横殴りの雨が降っています。
事務所で仕事をしながらも、気になる外の様子。

事務所でも朝からカッパを来て、施設の様子を点検。
台風対策に備えています。
あるぶどう農家の方が、
「台風が一番怖い」と言っていました。
1年の収入を3ヶ月(7月〜9月)で稼ぐぶどう農家にとって
ぶどうがやっと出始めたこの時期に、大きな台風が来るのは本当に怖いことなのです。

ぶどう農家でも台風対策は、各家々で異なるようです。
ある園主に聞いてみました。
先ず風を入れないようにする。
防風ネット、防風竹をします。
通常、ぶどう園にはどこも‘防風林’というのを植えています。
ぶどう園をするのに防風林が無いと経営できないくらい重要です。
ハウスに関してはハウスバンドを締めなおすという作業と
ビニルを強力にとめるビニペット、パッカーがあります。
ビニルをはずす作業もありますが、ここは賭けの領域です。
最悪コースが悪ければ、ビニルを切ってまわります。
最悪の場合です。
ハウスが倒壊するのを防ぐのと倒壊しかけている時などです。
そんなこともあるのですね。本当に的確な判断が必要ですよね。。
雨も入れないということも大切です。
病気の元になったりするし、烈果するので。
雨台風の場合そちらが不安です。
あと、場所に寄れば土砂崩れもあります。
ハウス内に水が落ちないので
ハウスに降り注いだ雨が一部に流れてくるので危険です。
雨でぶどうが割れたりということもありますよね。
それでは商品の価値が落ちてしまうし・・

防風林等の倒壊による被害も考えます。
防風林がハウスに倒れかかるとハウスがだめになり
そこから風が入り全滅ですかね・・・。
だから、倒れそうなものは冬場に、除去しておく必要があります。
あと、逆に風を入れるという方法もあるのです。
何かの原因で風がどうしても入る場合は抜け道を作ると良いといわれています。
これは、現場近くにいないとダメなので判断が難しいです。
あと、ノコギリやチェンソーを用意して道路がふさがれた時に備えておきます。
台風対策は場所や環境によりずいぶん対策が異なります。
今回は当園は最初のメールに毛が生えた程度しか対策はしていません。
賭けです。
この台風が来るということが計算できないのが農業の難しさでもあるのでしょうね。
とのことでした。
これらの対策をした後で、
あとは、
祈る 食べる 寝る ですよ。
とのこと。
これから秋までにあと何回この想いを味わうのでしょうか。
農家にとっては、毎年毎年緊張の夏ですね。