Gazoo mura ブログ〜安心院町〜

湯布院の北側に位置する盆地、安心院(あじむ)。
美しい農村の景色が残るこの地から、
地域の人との交流、旬の食材で作る田舎料理などをお届けします。

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2007年7月14日

ぶどう農家の台風対策

現在、台風が九州南部に接近中。
大分・安心院でも午後から夕方にかけて激しくなるとの予報が出ています。
皆さんの地域は大丈夫ですか?

 

今朝から突風が吹き、横殴りの雨が降っています。

事務所で仕事をしながらも、気になる外の様子。

 

 

事務所でも朝からカッパを来て、施設の様子を点検。

台風対策に備えています。

 

あるぶどう農家の方が、
「台風が一番怖い」と言っていました。

1年の収入を3ヶ月(7月〜9月)で稼ぐぶどう農家にとって
ぶどうがやっと出始めたこの時期に、大きな台風が来るのは本当に怖いことなのです。


 


ぶどう農家でも台風対策は、各家々で異なるようです。

ある園主に聞いてみました。



先ず風を入れないようにする。

防風ネット、防風竹をします。

通常、ぶどう園にはどこも‘防風林’というのを植えています。
ぶどう園をするのに防風林が無いと経営できないくらい重要です。

ハウスに関してはハウスバンドを締めなおすという作業と
ビニルを強力にとめるビニペット、パッカーがあります。

ビニルをはずす作業もありますが、ここは賭けの領域です。


最悪コースが悪ければ、ビニルを切ってまわります。
最悪の場合です。

ハウスが倒壊するのを防ぐのと倒壊しかけている時などです。

そんなこともあるのですね。本当に的確な判断が必要ですよね。。



雨も入れないということも大切です。


病気の元になったりするし、烈果するので。
雨台風の場合そちらが不安です。

あと、場所に寄れば土砂崩れもあります。

ハウス内に水が落ちないので
ハウスに降り注いだ雨が一部に流れてくるので危険です。

雨でぶどうが割れたりということもありますよね。
 それでは商品の価値が落ちてしまうし・・

 




防風林等の倒壊による被害も考えます。
防風林がハウスに倒れかかるとハウスがだめになり
そこから風が入り全滅ですかね・・・。

だから、倒れそうなものは冬場に、除去しておく必要があります。 

あと、逆に風を入れるという方法もあるのです。
何かの原因で風がどうしても入る場合は抜け道を作ると良いといわれています。
これは、現場近くにいないとダメなので判断が難しいです。
あと、ノコギリやチェンソーを用意して道路がふさがれた時に備えておきます。


台風対策は場所や環境によりずいぶん対策が異なります。


今回は当園は最初のメールに毛が生えた程度しか対策はしていません。
賭けです。

この台風が来るということが計算できないのが農業の難しさでもあるのでしょうね。

とのことでした。

これらの対策をした後で、
あとは、

祈る   食べる   寝る ですよ。

とのこと。



これから秋までにあと何回この想いを味わうのでしょうか。
農家にとっては、毎年毎年緊張の夏ですね。



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2007年7月14日 10:40

コメント

快適ちぇあー [2007年7月14日 11:18
こんにちは。
世界でぶどう(ワイン?)の産地として思い浮かぶのが、フランス、イタリア、ドイツ、オーストラリア、チリ、カルフォルニア、オンタリオ・・・
どの土地も、台風やハリケーンとは無縁のような気がします。
植物は環境に慣れるとはいっても、毎年台風がくる日本の風土でぶどうを育てるのは本当に大変なんですね。
被害が少ないことを、私も遠くから切に祈ります。

グリーンじゅんこ [2007年7月14日 15:53
快適ちぇあーさん
こんにちは☆安心院の農家の人と話していたら、雨台風と風台風とあるようですが、今回は雨台風なので思ったよりも被害が少なくすみそうだということでした。四季がある日本、でも台風などの被害も多い日本、その中で農作物を育てていく大変さを農村に住んでいるとひしひしと感じますね。他地域でも被害が少なければいいのですが...。

ゆーたん [2007年7月14日 22:43
こんばんは。
本当にこの台風は規模が大きそうなので心配ですよね。。。
このブログを読んで初めて、防風林の大切さを知りました。一年間がんばってがんばって育てあげてきた葡萄たちが一瞬の自然の猛威で駄目になったら悲しすぎますよね(泣)
本当に被害が最小限にとどまることを祈ってます。

グリーンじゅんこ [2007年7月15日 8:39
ゆーたんさん
おはようございます。テレビを見ていると色々と被害が出ていますね。。安心院では幸い農家にも大きな被害はなく過ぎていったようで、ホッと胸をなで下ろしています。台風前も雨が続いていたので、梅雨明けで早く天気が回復すればいいな〜と思います。

のぐ [2007年7月17日 19:10
ブドウもナシもモモも“落葉果樹”ですから、程度の差はあれ、いずれも風には弱い果物ですよね。
9月以降の台風ならともかく(それでも無縁とはいきませんが)、今の時期は落ちやすい果物ばかりなので被害甚大です。

それにしても、台風の時期が早まり、大型化しているのは地球温暖化の影響でしょうか。
7月はじめに日田でおこなわれたナシの全国大会では、“温暖化でナシ栽培がどうなるか?”の講演があったようです。栽培適地の根幹に拘わる問題です。

グリーンじゅんこ [2007年7月24日 17:16
のぐさん
こんにちは。お返事が遅くなってしまいごめんなさい!心配していた台風も無事過ぎ去り、あと2ヶ月何もなければとヒヤヒヤしています。

近年の異常気象も温暖化と関係ときっと関係あるのでしょうね。…がうちのM田会長は冗談か本気か「温暖化の影響でぶどうが作れなくなったら、パパイヤやマンゴーを作ればいいさ」と言っています。
そういうこと・・・じゃない気がするのですがA^^;

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