土用の梅の日。
梅雨明けから毎日、朝から晩まで暑い日が続いています。
この時期、安心院の農家の庭先で見れるものといえば・・・
バダラに梅を干す光景。
陽が激しい土用のこの時期に、3日3晩、こうして塩漬けにしていた梅を干します。
夜露にもさらし、充分に干してから、赤シソにつけます。
しかしやはり昔に比べ、こうして手間隙かけて梅干しを干すことはずっと少なくなったようです。
「今の若い人は、そういうしゃーしぃことはせんのじゃ。アハハ」
そういって笑うのは
安心院の梅干しづくり名人のヒデコさん。75歳。
毎年家で食べる分を作るだけではなく、色んな人に配ったり
12年前からは毎年地元の小学校へも教えにいっています。
今年も5月20日〜6月上旬くらいまで小梅から大梅を収穫し
塩漬けにしておいたようです。
大体1ヵ月半〜2ヶ月ほど塩につけます。
樽から出すときは収穫したときの青い色ですが
陽に干すと、このように色がつくのです。
「これは何色ですかね〜。赤とも茶ともいえない梅干色。」
「う〜ん、なんかねぇ。陽に干すから・・てんぴ色かね」
時々ゆすって裏返しにして色をまんべんなくつけていくのがコツだとのこと。
3日間干し後は、こうしてネットに入れ
赤シソの液たっぷりの中につけます。
何日かおきに、上につけていたものと下につけていたものをひっくり返すとのこと。
ネットに入れておくと崩れにくいし、扱いやすいようです。さすが、知恵ですね。
しばらく入れておくと、こうして‘酸いぃ〜’梅干しになります。
一粒もらって食べてみると、一瞬あごの奥がキュッとなりましたが
酸っぱすぎず、塩辛すぎず、ちょうどいいです。
ごはんが欲しくなりました。
これを毎日一粒食べれば、夏の暑さも乗り切れそうです☆