時には「コメ」の話でも・・・新潟訪問その2(柏崎)
長岡市のホテルを出て、電車で柏崎まで。
今年から25反もの有機・無農薬栽培米に取り組んでいる二世代への聞き取り調査。
母の実家も震災被害に遭い、大規模修繕中。
明治時代に移築した建物ですが、柱・梁は大丈夫だったので改築で済ますということでした。
少し集落を回って愕然としました。
子どもの頃遊び回っていた空間の面影がありません。
旧家は崩れ、更地になっており、建て直した家も高齢化もあり小さい家になったり、ハウスメーカーのプレハブ住宅などが立ちはじめていました。
さて、いきなり25反もの有機・無農薬米栽培に挑戦という無謀な取り組み。
実は自分の従兄弟でした。
山間地ではない平場での有機・無農薬米生産。
率直な感想を聞いたところ、「面積が広すぎた・・・」
何が大変って草取りが大変だったそうな。
しかも兼業農家です。
(耕作面積は20町歩ほど)
家族には本当に迷惑をかけた、と言ってました。
柏崎の通常のコシヒカリの買い取り値段が12000円程度。(60kg)
有機・無農薬栽培米(JAS規格は取っていませんが、新潟県の認証は取得)
で24000円程度とのこと。
「苦労を考えると割に合わない」「来年は半分の面積でやってみる」
ということでした。
関東の方は品川のお米やさん「まるしん」で取り扱っているそうです。
興味のある方は食べてみてください。
やはり米どころなので、菓子店が多いです。
柏崎といえば、コアなファンの多い「ブルボン」なんですが。
個人的にオススメの「新野屋」の網代焼。ここは黒羊羹が有名ですけど、この網代焼も侮れません。というか食べ始めたら止められません。

次の目的地、長野県栄村に向かう電車の出発まで少し時間があったので、震災被害の大きかった商店街と市役所に行ってきました。
まだまだ被害の爪痕は厳しいです。
商店街も「がんばろう」ののぼりがあるものの、やはり閑散としています。
山古志もそうでしたが、今回の災害は「もともと悪い状況をさらに悪化させた」
という点でしょうか。
中山間地の抱える問題点、商店街が抱える問題点それぞれが浮き彫りになっていますが、それすらも解決できないまま震災という状況に放り込まれた点。
産業構造自体の課題といえば、それまでかもしれませんが、何か出来ることがあるはず。
という思いでこの仕事を続けています。
市役所では学生時代の修論調査、そして小国に来てからのツーリズム大学大学院の講師としてもお世話になった観光カリスマでもある春日さんにお会いしてきました。
高柳町は柏崎市と合併しており、春日さんも柏崎市役所で産業振興部観光交流課長として活躍されています。
アポ無しでの訪問だったので、あまりお話も出来ませんでしたが、再訪を約束して別れました。
ちなみにこの柏崎市役所のWEBサイトですが、数年前に全国自治体サイト・ユーザビリティ調査というもので第1位になっていたのですが、面白い機能があります。
「マイページ」機能というもので、住民が使いやすいものに自分でカスタマイズできるんです。
今でこそ珍しくはないと思いますが、当時の行政サイトとしては画期的だったのを覚えています。
そしてホームページの考え方というくだりには改めて敬意を表します。
非常に当たり前のことなんですが、実際に実行できている行政サイトは少ないと思います。
まあ、自分の出生地ということで甘めに書いてしまいましたね。
この後は長野県栄村まで「信越本線」「上越線」「飯山線」とローカル線での旅。
こんなに長時間電車に乗るのは15年ぶりです。
ちなみに寒冷前線通過の強風のため、電車が非常に遅れてました。
