レンガの話
イギリス積みとフランス積みと砂レンガ

レンガの積み方には、イギリス積みという歴史的な技法がありますが、
崎戸島での数少ないレンガの建造物はイギリス積みの工法によるものが主で、
福浦にある大正時代に造られた本坑の巻座や二坑跡の建造物(写真)がこれにあたります。
ちなみに、イギリス積みとは長いレンガを一段並べ
次の一段に短いレンガを並べ積み重ねる工法で、
これに対し、フランス積みは長いレンガと短いレンガを一段の中で
交互に並べる工法の事をいいます。
フランス積みにあてはまる物を島内で探してみると一部の塀に使われているだけで、
他にあまり見ることはできません。

使用されていたレンガの底には製造会社と製造年が記されていて、
レンガおたくにとっては大変貴重なものとして喜ばれています。

昔、
防備隊所属の聴音所として海域を航行する敵の艦船をキャッチする役割をもった施設として
使われた旧海軍兵舎には、今では珍しい砂レンガが使われています。