☆.。・:死神の精度 :・。.☆
「君は死についてどう思う?」
金城武さん主演の映画 「Sweet Rain 死神の精度」を観ました。

「死」がテーマなので、全体的に沈んだ空気感が漂いますが、
金城武さん演じる死神の純真さやチャーミングさがとても微笑ましい。
彼の演技を見るだけでも、この映画の価値がある気がします。
原作のイメージを決して裏切らない素晴らしい演技でした。
(※お話の構成や台詞については、原作に劣ります。)
*** 以下、ネタバレ注意 ***
実は、映画を観る前に、原作本を読んでいました。

「Accuracy of Death 死神の精度」
伊坂幸太郎著
死神が「死」の調査対象となった人物に会いに行き、
7日間、彼らと接触する。
人間の姿になって、話をしたり、食事をしたり・・・。
その上で、「死」を実行すべきか見送りかを判断する。
、、、それが死神の仕事。
死神が問いかけます。
「君は死についてどう思う?」
・
・
死神は、
大した意味もないし、価値もないと考えています。
ただ生まれる前の状態に戻るだけ。
痛くもないし、怖くもない。
でも、人間にとっての「死」は、
もっともっと重大な意味がある。。。
と、この本は伝えます。
******
本は6つの短編で構成されています。
私はその6つの短編を一気に読んでしまいました。
最後には、意外な“繋がり”を示してくれます。
じんわりとあったかい“繋がり”。。。
最後のお話に登場する老女と死神の会話に
静かな感動があります。
読み終わると、爽やかな気分になれますヨ。
(※映画は“繋がり”も台詞もちょっと違います。)
そして何より、この本で描かれるチャーミングな死神に
不思議と心が温まります。
死神がこの世に滞在するのはいずれも短い間なので、
行動や言動がかなり浮世離れしているんです。
「や○ざとは一体どういう職業なんだ?」
「恋愛とは何だ?」
それらの質問の答えもなんだかじ〜んと心に響きます。
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・
「恋愛とはたいていうまくいかないものなんだろ?」
「まぁ、そうですね。
でも、人生は短いんだから、
それでも何もないよりは何かあった方がいいじゃないですか。
最高じゃないけど、最悪でもない。」
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私の人生も「最悪」じゃないなぁ・・・なんて思ったりして(*^^)v
とにかく、良い本です。オススメ♪
++++++
私は自分の「死」に対してあまり怖いとは思わないし、
過去にそれを望んでいた時期もあったけれど、
「生きていて欲しい」って言ってくれたから、
愛するトワ・ツネが猫生を終えて旅立つまでは、
私の死は「見送り」にして欲しいと思っています。
勝手なお願いですが、
<(_ _)> 死神さん、どうか宜しくお願いします。<(_ _)>