平成の寅さん@きらり水源村

阿蘇外輪山の北玄関に位置する菊池水源、木造平屋建ての中学校校舎跡地を活用した『きくちふるさと水源交流館』を拠点に「まちづくり」と「グリーンツーリズム」を推進している。日々の活動の案内や様子をこの【親ブログ】では紹介していきます。


7/15 LOHASな夕べ (アースキャラバン2008)

2008年7月12日

田舎暮らし 11か条

少しずつ見えてきた田舎の素顔

  今日は、移住すると決めた知り合いに向けて贈った
    田舎暮らしの11か条を紹介します。

 自分の中で、できたこともできなかったこともあるし、
  うまくやれたことの方が、少なかったように 今にして思えば、、。

第1条 支えあって暮らすのが田舎
 お互いに支え合わないと暮らしが成り立たない。

 人と人、人と自然が支えあう、昔ながらの関係性に基づいている上に、

 現代的な生活や価値観がちょこんとのっているのが田舎の現状。
 お節介が当たり前、与え与えられが日常であることをお忘れなく。。。

 

第2条 違いを認め、尊重するのが田舎
 頭のいいひと、悪いひと、学歴あるひと、ないひと。
 働いているひと、いないひと。結婚してるひと、いないひと。
 田舎にはいろんな人が雑多に交じり合って暮らしてます。
 「違い」を認めるとこからスタートしないと入れません。

 自分と同じであるべき、という「押し付け」はあきまへんでーー。

 

第3条 あいさつをしないと相手にされないのが田舎
 ムラの中には知らない人もいますが、軽トラでムラを走ってると、
 車が行き交うときに、軽く会釈して挨拶するのが当たり前。
 マチに出るとしないけど、ヨソのムラに行っても何故かしてしまう癖。
 あいさつをしないと「あいさつもロクにできん」との烙印を押されます。

 その烙印を押されると、どれだけ他にいいことをしてもなかなか、、。

 逆に「あいさつだけはできる」というだけで、何度か危機を乗り越えました。
 
第4条 他人につねに見られているのが田舎
 若いひとのあんまりいない田舎。噂話がまわるのが特に早い。
 交流館を少しの間、留守すると 「どこ行ってたね?」と聞かれ、
 軽トラの助手席に女の子を乗せてると、「ついに嫁さん連れてきたね?」
 ナンバーもしっかり覚えられてるので、下手なことはできません。

 新聞・雑誌・テレビ・ラジオに出ると、話した内容が翌日の話題にのぼる。。。

 監視の目が四方八方に巡らされている分、鍵かけないでも安全だったり、

 いい点もいっぱいあるけど、芸能人のこつ「見られている意識」が必要かも。。

 

第5条 ちゃんとお礼をするのが田舎
 なにかしてもらったら、御礼をしっかりするのが礼儀。どこでも同じかな、、。
 モノ=モノ、モノ=オカネでなくても良い場合もある。
 モノ=コトバ、モノ=手紙だとしても 今の段階で自分のできる精一杯の範囲でしっかりと相手にお礼をすることが、次の関係性づくりに繋がります。
 


第6条 公の場で発言は控えるのが田舎
 自己主張はほどほどに抑えるのが田舎流コミュニーション。
 都会では、自分をどれだけPRするか、自分の意見を伝えるか、が比較的に評価の基準になって久しく、教育現場でもそうだけどね。
 田舎では暗黙もルールや通例があり、それをヨソ者はまず尊重するべき。

 その中で、稀に「発言が必要とされる」場面があります。

 「まちづくり」や「むらおこし」系の集まりやイベントの際は、通例を無視した無礼講な雰囲気が多いため、そういうTPOを見極めての発言が肝心です。

 

第7条 役割をみんなで担い合うのが田舎
 「ムラ役」はたくさんあります。
 ムラの機能を「まわり番」で少しずつ担い合うことで、
 市役所、国に頼らなくても お年寄りや一人暮らしでも新参者でも
 田舎で快適に暮らしてゆける支え愛があります。

 春から夏にかけての草刈り、水路の清掃、ゴミ拾い、冠婚葬祭や地域行事の手伝い等、家族での移住の場合、地域+学校となり、大変だろうけど、誘われたら欠かさずに出ること、、。それで信頼関係を築いていけます。

 

第8条 税金のほかに支払いがあるのが田舎
 所得税、固定資産税、住民税のほかに、区費、負担金、 出不足金などの共益金などの支払いがあります。
 協力しないと、変わり者となり、田舎暮らしに不便が付きまとう。

 都会暮らしの毎月決まったサラリーがあるこれまでと違って、苦しくなってくると思うけど、ある部分、税金よりも優先するべきかも、、。

 

第9条 ひっぱりを大切にするのが田舎
 移住して時間がたつにつれて、いろんな関係性が生まれてきます。
 付き合いが広くなっても、「はじめ」につなげてくれた人、支えてくれたひとへの「仁義」を守って「信義」を重ねてゆくことが大切です。

 移住を世話してくれたひと、隣近所、区長さん、大事にしましょうね。

 

第10条 憧れだけじゃぁ続かないのが田舎
 あれをやりたい、これをやりたい。 移住する前は、自分はスーパーマン、なんでもかんでもできそうな気になります。
 実際には、やれないこと。やっちゃいけないこと。みんなでやらなきゃいけないこと、などで行動に制限が多くなります。
 うまく自分の夢や理想と周囲の現実や関係性の中で折り合いをつけて、物事を進めてゆく。その憧れと現実の接点をどこに置くのか?

 それが結構 田舎暮らしを無理なく続けてゆく重要なポイントです。

 

第11条 肩書きが役に立たないのが田舎
 最後に肝に銘じておくこと。

 田舎に来ると、これまでの経歴や地位・肩書きは関係ありません。
 それが前面に出ると嫌われます。田舎ではそんなん関係なく、日常の暮らしは送れるものですから、ゼロからのスタートのつもりで望むのがいいでしょう。
 ○○さんの人生で培ってきた内面性・成熟度・関係性のつくり方を、上げ下げせずに そのままのカタチで伝えていくことがいいでしょう。


2008年7月12日 17:18

コメント

クリリン [2008年7月12日 17:57
田舎暮らしの11か条いいですね〜。
私は地域を舞台に仕事をしていますが、
地方に行けば行くほど、地域の人と人の関係って
すごく難しいな〜と実感します。

私自身は仙台なので、微妙に都会育ちに近いのかな〜と思いますが、
地域に住んでいる方のそのような関係性も大事にしながら
関わっていきたいと改めて思いました。

心優現夢 [2008年7月19日 22:32
田舎暮らし11か条、興味深く読ませていただきました。心優現夢(しんゆうげんむ)も、近い将来、田舎に定住する段取りをしています。とても、参考になる要約版と感じました。ありがとうございました。お礼に、心優現夢手作りの「玉手箱」をトラックバックにて贈ります。どうぞ、開いてご覧下さい。  心優現夢
ラッキー田代 [2008年9月8日 4:26
初めまして、兵庫県でおねみオートキャンプ村を経営しています。
田舎暮らし11ヶ条最高です。 今年3月から限界集落の地域とのおつきあいが始まりまして田舎の暮らしを勉強中です。人のおつきあいの原点「ごあいさつ」から関係作りに励んでいますたいへんさんこうになります。
今の悩みは、集落に都会の人を集める苦労を実感しています。なにかいい方法があればアドバイスをお願いします。  ラッキー田代

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