長崎☆出島
鎖国の時代に、唯一世界に開かれていた場所がここだ。
さて、しばらくお休みをしていた長崎の旅を、再開したいと思う。
今日は、「出島」をご紹介しよう。
出島(でじま)は、1636年(寛永13年)に完成した人工島で、鎖国政策が敷かれていた江戸時代に、唯一、西洋に開かれた窓口的な存在である。
明治時代にさらなる埋め立てが進み、現在では街の中に佇んでいるが。

その昔、出島はその名の通り「島」だった訳で、長崎の町から出島へ渡るには橋を渡る必要があった。その橋を渡ったところに、出島の入口とも言える表門があった。現在の表門は、平成2年に復元されたもので、その頃の姿を残している。


現在は、当時の出島の様子を伺い知ることができるように整備されている。以前、訪れた時には、こんなにいろいろな建物はなかったように記憶している。解説によると、この7年間で10棟の建物が復元されたとあった。
それぞれの建物の中には、様々な展示物が展示され、出島に関するあらゆることを学ぶことができる。まずは、当時の生活が再現されている展示からご覧戴こう。

カピタン部屋の2階の食卓

一番船船頭部屋の2階の寝室
ベットが置いてあるが、床は畳敷き
また、「検使鑑貨図」(けんしかんかず)の模型をご覧戴こう。
これは、当時、出島に陸揚げされた輸入品を、検使(長崎奉行所の役人)が立ち合い、目利(めきき)たちが検品をしている様子だという。

次に、屋外にある展示物にも、目を向けてみよう。
もともとオランダ船に搭載されていた本物の鉄製鉄砲からご覧戴こう。海岸に打ち上げられていたものを、ここへ運び展示しているという。

私の興味を引いたのは、ミニ出島だった。出島の縮尺模型であるが、当時の出島を見渡しているような気分になれる。

長崎は、古くから外国との交流のあった街である。中でも、日本が鎖国をしていた時代から、出島は海外の文化の交流の場となっていたという。
当時の日本は、海外との交流がほとんどなかったハズだから、ここには珍しいものが沢山あったのだろうと思う。
【参考】
出島
所在地: 長崎県長崎市出島町6-1
電話 : 095-821-7200
最寄駅: JR長崎本線/長崎駅から長崎電気軌道の路面電車1号系統、正覚寺下行き「出島」電停から徒歩すぐ。
行き方: 長崎自動車道/長崎ICからながさき出島道路経由、クルマで約10分。
入館料: 大人 500円、高校生 200円、小中学生 100円。
入館時間:8:00〜18:00、年中無休。