長崎☆平和公園
小高い丘の上に立つ「平和祈念像」が象徴的な公園。
今日は、長崎の爆心地にある「平和公園」をご紹介しよう。
平和公園(へいわこうえん)は、爆心地とその北側に世界平和を願って整備された公園である。

平和祈念像
長崎の平和公園と言えば、なんと言っても「平和祈念像」(へいわきねんぞう)が有名である。この平和祈念像は、高さ9.7m、重さ30トンもの大きなブロンズ像で、高く天を指す右手は原爆の脅威をあらわし、水平に伸ばした左手は世界の平和をあらわし、閉じた目蓋は原爆の犠牲者の冥福を祈っているという。

平和祈念像の横には、「折鶴の塔」がある。折鶴の塔の中には、平和を願う千羽鶴がつるされており、塔のてっぺんには金色の折鶴のモニュメントが据えられてある。

折鶴の塔
平和公園は、しっかり整備の行き届いた広々とした広大な敷地の公園で、市民の憩いの場にもなっている。

公園内には、被爆当時にここにあった長崎刑務所浦上刑務支所の遺構も残っている。

長崎刑務所浦上刑務支所の跡
園内の「平和の泉」は、水を求めながら亡くなっていった被爆者への祈りと、恒久平和を祈願するために作られたという。

そして、原爆投下の中心地付近に来ると、原爆で倒壊した浦上天主堂の遺構が据えられてある。これは、聖堂の南側の側壁の一部で、1958年(昭和33年)に新しい天主堂建設のために、ここへ移設されたという。

最後に、爆心地近くに立てられた原爆被爆50周年記念事業碑をご覧戴くことにしよう。

原爆被爆50周年記念事業碑
1945年(昭和20年)、まさに原爆が炸裂した場所がここにある。一度は焼け野原となって壊滅した街が、はや60有余年の歳月が流れ、現在ではこのように美しい姿になって長崎市民や観光客を向かえ入れてくれる。
ここへ来ると、改めて平和の大切さを痛感させられるのである。
【参考】
平和公園
所在地: 長崎県長崎市松山町
最寄駅: JR長崎本線/長崎駅から長崎電気軌道の路面電車1号系統、赤迫行き「松山町」電停から徒歩3分。
行き方: 長崎自動車道/長崎ICからながさき出島道路経由、クルマで約15分。