レビン/トレノ(TE27)のカタログを見て
1972年発売のカローラレビン/スプリンタートレノ(TE27)の当時のカタログを見ての感想や、発売当時のアピールポイントなどを考える
写真は当時のカタログから部分コピー(スキャニング)しています
レビン(カタログ「COROLLA COUPE」より)

レビンの掲載はクーペの各グレードの中で、今、私たちが思っている「TE27型レビン」より、ずーっとマイナーなマニア向けの小さな扱いでした。掲載の中心は1400SR、SLです。またカローラとしては初めて、セダン車型の派生車“クーペ”でそれ自体がアピールポイントになっているようです。表紙は1400SLのフロントがローアングルから写され全面に掲載されています。

表紙をめくると、ラインナップが現れます。各グレードのキャッチコピーは次のようです。LEVIN1600=「迫力のDOHCマシーン」、SR1400=「走りに徹したブラッキー・カローラ」(ちなみにSRはスポーツ&ラリーの意)、SL1400・1200=「スポーツ性と豪華性の頂点」、Hi−Deluxe1400・1200=「差をつける余裕派」、Deluxe1400・1200=「イキなクーペライフの出発点」とあります。次にそれぞれのグレード説明ページになっていきます。
SR1400 暗いオリーブ色のミリタリー・カラーに身を包んだブラッキー・カローラの登場です。この色名は「インデアナポリス・オリーブ」と呼ばれています。95馬力、5段ミッション、最高時速170km/h、加速性0⇒400m16.8秒、6眼メーター装備
SR1400・1200 SLとはスポーティ&ラグジャリーの意で、華麗に生きる男の着座を待つ
LEVIN1600 “走る条件”を徹底追求した迫力の1600 「文句なしのハードマシーン」のコピーとローアングルから広角レンズ撮影の迫力あるオレンジ外板色(モンテローザオレンジ)が掲載されています。その下にはモータースポーツのスナップ写真が数枚添えてあります。

トレノ(カタログ「2door Sprinter」より)

表紙はヘッドランプを点灯し、まだ暗い早朝の岩山を駆け上がるスプリンタークーペ。
ページをめくると、スプリンタークーペの説明(特にスタイリング)がされている。次ページからは各グレードの解説となり、最初は1400SR。岩だらけの山岳路に停めたクルマをカラフルなファッション姿の若い男女4人が囲んでいます。さらに1400SL、TRUENOと続きます。テストコースでパイロン横を疾走するトレノの写真となります。ボディカラーは「デイトナオリーブ」
エンジンの説明では、1400ccツインキャブ95馬力「パッション」エンジンと特記しています。サスペンション/タイヤの説明では「1400SRは足回りを本格的に強化してあるので、急激なコーナリングをはじめ、ドリフト走行、ジャンピングターン、スピンターンなどのようなラリーやジムカーナの時のハイテクニックも安心して駆使できる。普通の車でこのような足を固めるためには4〜5万円かかるだろう」とある。安全重視の現代の世相から思うと、過激度に驚かされる。まして、さらに高出力で足回りを強化されたトレノは如何ほどだったか、想像力をかき立てられます。
