たかが塩、されど塩
生きていくのに無くてはならないと言われる塩。そんな塩についてちょっと一言。
皆さんは、塩についてどのようにお考えでしょうか?
今、店頭には様々な産地の塩が並んでいますが、以前は塩と言えばたばこと同じ専売品。専売公社なるところが独占的に売っていました。純度99%以上とかいうその塩を作る日本の技術は凄いものだと、私は誇らしく思っていました。
何年か前から、アルペンザルツなどの岩塩も並行して使っていましたが、日本の精製塩とそれほど違うとは思いませんでした。
塩に関する認識が変わったのは、昨年の夏です。ラグーナ蒲郡でお土産を買うついでに、自宅用に「セル マラン ド ゲルラン」なる塩を買いました。きっかけは、容器に書いてあった注意書きです。
「まれに羽毛や貝殻、砂が混入していることがあります」
一瞬、ゲッ、汚い!
昔、塩は海水を蒸発させて作ると習いましたから、確かにありうることなのですが、技術の発達した今日、そんなことがまだあるのだろうか、と買ってみたくなったのです。
買って数日後、夕食のスライストマトを食べた瞬間、驚きました。その旨さは、ホントに驚きでした。
「今日のトマト、どうしたの?」と聞く私に、ROKOは、
「あのフランスの塩使ったの。」
海水に含まれていたミネラルの旨みなのでしょう。塩辛いのでなく、旨いのです。
日本の高純度の塩って、あれは単なるNaclにすぎないってこと?
この塩を使うと、すべての料理が旨くなりそう。煮物のように、だしをとるものは
分かりにくいけど、焼き魚、生野菜にパラッと振ると最高。焼肉に使うのも、タレよりあっさりして旨くていいですよ。まさに、塩分の取りすぎに注意しましょう状態に陥ってしまいます。
国産の天然塩に比べても、決して高くありません。グルメなあなたなら、ぜひお試しいただきたいと思います。こんな単純な、でも、最高のグルメだと思います。
因みに、もうかなりの量を使いましたが、羽毛や砂にはお目にかかっていません。ご安心を。

1kgの袋入りなら1,000円ちょっと。
文中の写真の容器入りは125gで
500円近いから、かなり割高。