地震はないはずの国
出張初日に、中国内陸部で大地震が発生しました。この国では、誰も地震があるなんて考えていません。
上海中心部に近い延安西路の国際貿易センタービル12階にある当社事務所にいた女性の話では、誰も揺れに気付かなかったそうです。すぐ隣の上海マート5階にある関連企業の事務所では揺れを感じたそうです。
一帯はオフィス街ですが、地震を知らない人が多いため、みんな外へ飛び出し、一時は騒然となったようです。それでも被害はなく、私が市内に戻った夕方には何事もなかったような普段どおりの街でした。
そんな状況でしたので、月曜日の夜は予定通り事務所の女性社員と食事をしました。彼女は私が以前属していた職場のスタッフで、彼女から見れば今の私は担当外ということになるのですが、出張時、お互いの予定が許す限り、一度は食事をするのが私の出張の楽しみの一つです。でも、彼女も出張で上海にいないことが多く、なかなか一緒に食事できません。
今回、彼女は2年前に結婚したご主人とともに現れました。これは私にとってサプライズでした。結婚式の写真などで見たことはありましたが、実際にお会いするのは初めてです。
「何がいいですか?中華ですか、日本料理ですか?」
「あなたの好きなものでいいと言ったでしょ。」
「じゃあ、中華でいいですか。」
段取りの良い彼女は絶対に予約してあるのです。
3人で楽しく食事をさせてもらいました。現地の方と食事をするときはたいてい日本語の通じない人がいるのですが、今回はご主人も日系企業に勤めていて、日本語が分かるので、私としてはすごく楽でした。
彼ら二人は中国で私のブログを呼んでくれている唯一の夫婦だと思います。話がROKOの陶芸のことになった時、結婚のお祝いに贈ったペアカップのことを聞いてみました。
「あれは子供が割ってしまうといけないので、しまってあります。」
「えっ? そんな大した物ではないよ。」
「子供がもう少し大きくなって、大丈夫になったら使います。」
ペアカップについては、3月24日のブログ「コーヒーカップ&ソーサー」をご覧ください。
話していて、二人ともほんとに幸せそうでした。彼女は結婚して、出産して、なのに以前より綺麗になりました。(ごめん) 愛情のなせる業なのでしょう。いいことですね。
結局、お誘いした私がご馳走してもらい、しかもホテルまで送ってもらう羽目になってしまいました。誘ったほうが全部払うのが中国式といいます。せめてコーヒーでもという私に、「子供が待っているから帰ります。」と二人仲良く帰っていきました。
お幸せに。