海を渡る〜中国出張雑記C
出張3日目の水曜日、訪問地は寧波(ニンポー)です。
ホテルの部屋に戻るのは遅いものの、品行方正な生活をしているので、朝はすっきりした目覚めです。
3日目、水曜日。今朝も早起きして寧波へ向かいます。朝少しでもゆっくり寝られるようにと、昨日の夜は風呂に入り、シャンプーもしておきました。湯船に浸かりながらうとうとしていた記憶があります。
6時にチェックアウト後、朝食を摂り、6:30予約のタクシーで一路空港へ。青島は30分前まで大丈夫のはず。
「乗れなかったら、私が責任取ります。」ときのうANさんの心強いお言葉。その言葉どおり、無事チェックインできて、今日は晴れ晴れした気持ちで寧波に向かえます。
予定通りのフライトで、9時過ぎ寧波到着。飛行機からボーディングブリッジに足を踏み入れた途端暑さを感じます。
思わず「わっ、アツッ!」
青島の寒さに比べて、この暑さはなんだ!
今日はどうしたことが、VIPのお迎えがありません。取引先WANGさんは、寧波の名家なので、寧波空港ではいつもVIP待遇です。私たちはなんでもないサラリーマンなのに、この辺がいかにも中国らしいところです。出迎えのWANG小姐いわく、
「すみません。VIPルームの予約忘れました。」
今日の楽しみは、寧波での仕事が終わった後、上海に戻るのに、いつものように飛行機でなく、車で杭州湾を渡って帰ることです。新しい橋ができて寧波と上海はこれまで杭州を回って3時間半掛かっていたのが2時間で行けるというのです。ところが、今回私たちが行った象山地区は方向が反対で、象山ー寧波ー上海は4時間掛かる計算です。車で4時間の移動はうんざりです。
昼食を中国式の宴会状態にせず、WANGさんの事務所で済ませるなど時間を節約したおかげで、6時には予定終了。上海に向かいます。
上海に向けて、高速道路をひた走ります。寧波を過ぎると、「杭州湾跨海大橋」の案内板が目に付くようになります。どんな橋だろうとワクワクしてきます。更に走ること1時間、橋に差し掛かります。
杭州湾跨海大橋 356○○○M なんと長さ35km。あたりは真っ暗で橋の外観は見えませんが、どうやら真ん中下が航路になった琵琶湖大橋のお化け版のようです。片側3車線の直線がひたすら延びています。オレンジ色のナトリウム灯が道路を照らす以外、真っ暗で何も見えません。夜走っても全然楽しくありません。当然、写真もありません。
「今度は、昼間通らなくては。」などと言いながら、橋を通過。その長さに、中国人は大きいものが好きだとつくづく感じました。でも、この橋、台風来たとき大丈夫かなあ。台風が来ているときは、大回りでも、杭州回りにするか、飛行機が飛べば、そっちのがいいかも。