TOTOROKO通信

徒然なるままに書き綴りたい。近況報告、季節の話題など思いつくままに書いてみたい。道草あり、脱線あり、アウトローにならない限り、なんでもありのアラカルト・ブログを目指して。


海を渡る〜中国出張雑記C

2008年5月21日

まるでジェットコースターのように〜中国出張雑記D

三輪車で遊んでいた子供がある日突然車を与えられ、公道を走っても良いとしたらどうなるでしょう。

今回の出張も4日目。昨日までと違い、今朝は工場の車が9時にピックアップに来るので、朝はゆっくりできます。朝食もゆっくり摂って、これまでの3日間の出来事の話をしたりして時間を過ごします。

出張も残り後2日。明日は日本に帰ることができると思うとやはり嬉しくなります。

 

今日の行き先は常州です。長江をさかのぼる感じで、上海と南京のほぼ真ん中といった位置関係でしょうか。途中に蘇州や無錫といった日本人にもなじみの深い街があります。上海から常州までは車で2時間強。しかし、快適なドライブとはどうしても言えません。

 

常州から迎えに来る運転手は、典型的な中国式運転をします。日本人には信じられない荒っぽい運転です。でも、それが中国では当たり前なのです。その恐ろしさは例を挙げたら限がありませんが、そのひとつが高速道路での蛇行運転と路肩走行。日本でも、渋滞がひどいとき、路肩を走る車がありますが、中国のそれはそこに車が走れるスペースがあるからなのです。渋滞でも何でもありません。

 

一般に、中国人は、とにかくスペースがあれば、どこでも走ります。大型バスだって路肩を猛スピードで走って追い越していきます。彼らはとにかく1秒でも早く1メートルでも前へ出ようとします。だから、スペースさえあればどこでも走ります。1メートル先にはこだわりますが、10メートル先のことは見ていません。

 

その一方で、わが道を行く人種である中国人は決して道を譲りません。後ろからせつかれようがなにしようが、自分が前に進むためなら、人に道を譲ることなどありません。一般道でも、同じです。右端を人が歩いているとします。その左を自転車が追い越そうとします。その自転車を耕運機が追い越そうとして左へ出ます。その後ろから車がクラクションを鳴らして、追い越そうとします。でも、だれも避けません。これが片側1車線の道やセンターラインのないような道で行われるのです。

 

もうひとつ行きましょう。

中国の高速道路は、時々人が歩いています。決して工事や掃除の人ではありません。前回の出張のときは、常州へ行く同じ高速の中央分離帯の脇をスーツケースをコロコロと引いて歩くおじさんを見ました。同じように、帰り道では、天秤棒を担いで分離帯脇を歩く人を見ました。その1メートル横を車が100キロ以上のスピードでビュンビュン走っていきます。誰も気に留める様子はありません。日本なら大騒ぎになるところです。

 

中国の交通事情で、もうひとつ日本人がなじめない大問題は道路の横断です。日本人は、「道路を渡り切る」ことができると判断したら、渡り始めます。しかし、中国人は、その瞬間行けるところまで行きながら渡ります。4車線ある道路なら1車線ずつでも渡ります。レーンとレーンの間に立って次のレーンが渡れるタイミングを待ちます。車はといえば、そんな道路の真ん中に立っている歩行者にお構いなく、ビュンビュン走り去ります。自分の立っている前と後ろの1メートルどころか50センチぐらいのところを猛スピードで車が走っていくなんて想像できますか。想像するだけで命が縮む思いがするのではないでしょうか。

 

まだまだ恐ろしい話は尽きませんが、車が常州に着いたようです。この続きはまたの機会にして、最後に常州市内の様子を写真でご覧ください。

 

         

         12階の事務所から窓越しに見る隣の病院です。

         曇っているのと窓ガラスが汚れているのでちょっと

         かすんでいます。

 

 


2008年5月21日 23:51

コメント

LUXEL [2008年5月22日 1:03
こんばんは。
中国の方のクルマの運転は、日本とは全く違いますね。
お話を伺うと、恐ろしいですね。
道路もうかうかとして渡れないので、自己防衛も必要かなと思いました。
それにしても高速道路で人が歩いていることにビックリしています。

kuru [2008年5月22日 2:51
こんばんは。
思わずコメントを入れました(^_^.)
仰る通りですね(笑)
天津・上海・北京に行きましたが、どこも同じでした。
2車線でも、3台車が並んで走ったり、対向車がきてても平気で追い越しするし…
天津では乗ってるタクシーが人を撥ねかけたことがありますよ。
でも間一髪で撥ねませんでしたけど(^_^;)
横断は小学生の団体が学校に入る為に横断してましたが圧巻です(笑)
あれだけの大人数が横断してるとさすがに車も止まってましたよ(*^^)v
そして1つ学んだことがあります。
怖いからと言って慌てないことです。
車がくるからと言って急に走ったりしたら余計に危ないです。
ドキドキしながらも一定のスピードで歩くのが良いみたいです。
ドライバーもそれを予測してすり抜けるのですが、急に走ると運転をミスられて轢かれる可能性大です(爆)

政五郎 [2008年5月22日 10:04
日本も名古屋のドライバーなら、中国とさして変わらないと思います。名古屋走りとして全国に有名です、路肩どころか歩道でさえ、走って行く車さえあります。歩道上にしかも県警本部前で、仮眠しているタクシーも存在します。
totoroko [2008年5月22日 23:42
LUXELさん、こんばんは。
恐ろしい話ばかりしましたg、北京五輪を控えて政府が指導しているのか、最近は少しよくなりました。
初めて中国に行って車に乗ったとき、同僚から「目をつぶっていた方がいい。」と言われたのを今でも忘れません。でも、私は気が小さいので、安心して目をつぶっていられないのです。

totoroko [2008年5月22日 23:52
kuruさん、こんばんは。
よくご存知ですね。
道路を渡るときは決して走ってはいけないといわれます。でも、日本人は、たいてい走ってしまいます。だって怖いですから。
彼らはホントに器用な人種です。あれだけの車と人の間をさほどスピードを落とすことなく、すり抜けていくのですから。日本だったら、事故だらけでしょう。
東南アジアの国々も似た感じはしますが、やはり中国が一番怖いですね。

totoroko [2008年5月22日 23:56
政五郎さん、こんばんは。
いえいえ、名古屋なんて可愛いもんです。確かに名古屋近辺には、おかしな運転をする輩がいますが、ほとんどの人は全国的に見て平均的な運転です。でも、中国では、そのおかしな輩レベルが普通なのです。
ひるんだほうが負け、なのです。

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