帰りは新幹線で快適に〜中国出張雑記E
常州からの帰路は、新幹線に乗りました。
比較的余裕のある日程なので、帰りは新幹線で帰ることにして、着く早々切符の手配を工場の方に依頼します。
半年前に初めて乗ったときは二等車を取ってくれたので、ちょっと大変でした。
料金は大して変わらないというので、今回は一等車を頼みます。6元(約100円)違うだけでした。
常州駅は、入り口で手荷物検査があります。多分他の駅でもそうなのでしょうが、今のところ、常州駅しか乗ったことがありません。駅ビルへ入るのも、柵がしてあるので、ひとりずつ並んで順番に入るのです。手荷物を受け取り、待合室に入るのに検札を受けます。日本とはすべて違います。
待合室に入るとちょうどホームへの改札が始まったところでした。ホームに出て列車の到着を待ちます。今回はカメラを持っていったので、入ってくる電車の写真をとることにしました。

ここを走っている新幹線は、日本製だと聞いたことがあります。前回乗った車両は日本だと700N系とかいうのでしょうか、あのかものはしのくちばしのような先頭車両です。
列車がなかなか来ません。遅いなと思ってホームの表示を見ると、16:40発とあります。切符に書かれた時刻は16:35です。5分さばを読んでいます。こんなのありかよ。
16:38 列車がホームに入ってきました。以前、ブログで見たことのある和諧号です。

さすが一等車は二等車と違い、落ち着いた雰囲気です。それでも、他人の席に勝手に座っているのは同じで、私に続いて乗り込んだ小姐は、3人組の男どもに席を空けてもらえず、別の席に掛けたようです。
一等車といっても、日本のグリーン車のような趣はありません。近鉄のアーバンライナーのデラックスカー並みでしょうか。
発車してまもなく、二つほど離れた座席のほうから大きな音が聞こえます。携帯の着信音かと思いきや、i podかなにかをイヤホン無しで聞いているのです。その無神経さが信じられません。注意しよう。咄嗟にそう思いますが、中国語が話せないので、英語で話して相手がわかってくれなかったらどうしようと迷っているうちに、列車が無錫に着いて、窓側の席に座っていた私は通路側の席を乗ってきた乗客に塞がれてしまいました。あれれ・・・。
まあ、しょうがないか、と思い始めていると、前の席で携帯がけたたましく鳴ります。中国人の着信音はとにかくみんな大きい。聞き逃すことがないようにそうしているのでしょう。携帯の主は、電話に出るとこれまた大きな声でしゃべり始めます。げんなり。今度は後ろの席から着信音。こちらも負けじと大きな声。前、後ろ、横と、アチコチから大きな音、声の合唱です。もう諦めました。ここは中国です。マナーという言葉は無縁の国です。諦めましょう。
18時過ぎ、列車は上海駅に滑り込みます。騒がしいのを除けば、快適な旅でした。少なくとも、車のように命の危険を感ずることなく上海に戻ってくることができました。
「次のときは、行きも新幹線にしようか。」
と同行者が言います。みな思いは同じです。