いろいろありましたが〜中国出張雑記 番外編
半年振りだった今回の出張ですが、これまでにも増していろんなことがありました。最終回の今夜はこの話です。
昨年12月1日に帰国して以来、半年振りの海外出張です。セントレアに行くのも1月以来。今回の出張は現在の業務が抱える問題と真っ向から向き合うもので、気の重い部分もありましたが、個人的にはこの半年の間に更新してまっさらなパスポートで出かけるのは気分のいいものだったし、久し振りにYUKIと食事のアポイントも取れていたので、どこかうきうきした面もありました。
出発前夜、夕食の後、荷物の準備を始めます。準備といっても、着替えと洗面用具ぐらいですから、大して時間は掛かりません。9時過ぎ、大方の準備を終え、最後に、中国出入国書類にサインをしておこうと、金曜日に旅行社から受け取った航空券の封筒を開けます。
予定表、中国出入国カード、日本の税関申告カード、・・・。肝心の航空券がありません。いつもあの複写式のA5を細長く半分にしたような航空券でした。
思い出してみると、金曜日に受け取ったとき、バタバタしていたので、旅行社の方が、いつものように入っていますと、チラッと見せてくれたのを、わかった、と受け取り、これだけは会社に忘れていってはいけないと、その場でバッグにしまい込んだのでした。
いつもは、必ず航空券の内容を確認するのですが、今回はそれを怠っていました。それにしても、航空券そのものを見た記憶がありません。さりとて、封筒から出してもいないのだから、自分のデスク周りに落としたとも思えません。旅行社が航空券を入れ忘れるとも考えにくいのですが、ないのは事実です。
日曜日のこんな時間、会社に入れないし、明日の朝では間に合わない。とりあえず、どうしたものか旅行社の担当に電話を入れますが、携帯は留守電になっています。
「明日の航空券が入っていません。」
と伝言を残しましたが、返事は期待できません。連絡がついたところで、彼だってどうしようもない可能性のほうが高いですし。
最悪の事態を予想して、同行者の携帯に電話をしますが、こちらも繋がりません。あたふたしているところへROKOがやってきます。
事情を話すと、ROKOはこう言います。
「チケットレスじゃないの?」
1月に沖縄に行ったとき、初めてチケットレスでチェックインしたからです。もういちど封筒の中身をチェックします。確かに、これまでと違った用紙が1枚入っています。e-チケットと書いてあります。望みが出てきました。しかし、確認しないと不安です。旅行社も同行者も連絡取れないし、・・・。
その時、頭に浮かんだのが、最近頻繁に中国出張している先輩です。彼は、私のスキーの師匠なので、家の電話も携帯も分かっています。早速電話します。
「明日から上海に行くのですが、今見たら航空券がないのですよ。ひょっとして、チケットレスなんですか?」
「おー、そうだよ。4月から変わった。」
よかったあ。これで予定どおり出発できる。カーッとしていた頭の中で、スーッと引くようにクールダウンが始まります。
「俺も水曜日から行くよ。時間があれば、飯でも食おうか。」
「いいですね。木曜日の夜が可能性ありますけど、上海に戻る時間が分からないので、その時、連絡します。」
この間、わずか15分ぐらいですが、一時は自分の失態を呪いました。どんなに忙しくても、受け取ったときに必ず内容物とその記載内容を確認する。当たり前のことです。しなった自分のミスから始まった独り相撲でした。おそまつ。
お騒がせしました。