中国出張雑記・2008年6月@
韓国出張は、1泊2日もありましたが、上海の2泊3日は初めてです。今回の出張中の折々の思いを数回に分けてアップします。
6月18日
5時15分 目覚まし時計のけたたましい音で、さすがの私も目を覚まします。出張に出る朝は、やはり緊張しているのでしょうか、ちゃんと一発で目覚めます。昨日、飲み会で遅かったので睡眠時間は4時間。飛行機の中で寝られるから大丈夫と計算の上です。
6時35分のバスに乗車。高速道路に入ったバスは、まもなく伊勢湾岸道に入り、豊田南インターの案内が出ました。
4月に女子高生が殺害された現場付近です。直後の報道で、テレビに映し出された暗闇。そして、レポーターの言葉。
「ごらんのように付近は街路灯もなく、夜になると真っ暗です。」
この報道に接したとき、私は少なからぬ疑問を抱いていました。確かに現場付近は、田んぼが多く、家が密集しているとはいえないでしょうが、人里離れた寂しい場所とは思えなかったからです。それぐらいの場所は日本中どこにでもある普通の農村風景という程度だと思っていただけばよいでしょうか。東京のど真ん中じゃあるまいし、一晩中明るいほうが、おかしいというのが地方に住む者の感覚です。
私の乗ったバスは高架の上を走っているので回りがよく見えます。現場付近と思われる辺りをしばらく見回しますが、200メートルから300メートル間隔で家があるという感じです。少なくとも、どちらの方向に走っても500メートル以内には家があるという印象でした。
最近の犯罪を思うとき、以前のように人に見られないようにという犯罪心理が希薄になり、公衆の面前でも堂々と犯罪の起きることが増えているように思います。秋葉原や土川駅の事件がその典型だと思います。その裏にある心理は何なのでしょうか。自分が人から認められていない、人に認めて欲しい、そんな不満が屈折した形で表れているのかもしれません。
もうひとつその報道を見て思ったことは、メディアが作り上げるイメージはその製作者の意図によってどうにでも変わるということです。特に目から入ってくる情報はインパクトが強いですから、映像として映し出された一部の情報が見る側にはすべてに見えてしまう恐れがあります。報道が国によって規制されていなくても、これは怖いことだと私は思います。
そんなことを考えているうちに、バスは無事セントレアに到着しました。予定通り、フライトまで1時間45分。順調なスタートです。
いってきます。