リニアに乗りました〜中国出張雑記2008年6月A
仕事のことを別にすれば、今回の出張の楽しみは、初めて上海リニアに乗ることでした。
同じフライトに、会社のメンバーが10人ほど乗っていましたが、みな浦東空港で荷物を受け取ると、迎えの車やバス、タクシーで夫々の目的地に向かいました。
私はといえば、そのまま行ったらちょうど昼前後に訪問先に着くことになるので、空港で食事をし、1時過ぎのリニアに乗る段取りを組んでいました。食事の前にまず乗り場の様子や時刻表を見にいきました。毎時02、17、32、47分の発車です。
13時02分に乗ることに決め、いつも利用している店に行きます。泊まるホテルが経営している店で、日本語もそこそこ通じるので気楽です。サンドウィッチを食べた後、時間調整に資料整理をしていたら、これから日本に帰る同僚が声を掛けてきました。彼は工場の人と待ち合わせているとのことでした。
12:45 店を出て、リニアの乗り場に向かいます。
窓口で当日の搭乗券を見せると、50元の料金が40元になります。こんな切符です。
表 
裏 
裏には、終点駅近くにある磁浮(リニア)交通科技館に5元で入れると書いてあるようです。
例によって、手荷物はすべてX線検査を受けます。改札を通っても、ホームへは時間が来るまで入れてくれません。みんなコンコースで待っています。発車5分前ぐらいにホームに入れてもらえました。
車両の写真を撮る間もなく、乗り込みます。6両編成の車両はがらがらです。内装はお世辞にもスマートとはいえません。

通路を挟んで左右3人掛けです。コバルトブルーのシートカバーがダサい。ないほうが余程すっきりすると思います。
通路のドア上部に時刻とスピード表示板があります。
13:02 00になった途端、動き始めます。ひょっとして自動運転?
空港駅を出てグングン加速し、40秒で100km/hを超えました。スピード表示の写真を撮った時、既に119km/h。発車後53秒です。
最高速になるまで時間がありそうなので、外の景色を撮りました。何の変哲もない郊外の風景です。

揺れがかなり激しいので、写真はぶれてしまいます。最高速に近づいてきたので、カメラを構えて待っていますが、撮ろうとしても左右にぶれて思うに任せません。2枚取り損なって3枚目に漸くそれらしき写真が撮れました。

揺れが激しいのでけっして乗り心地はよくありません。写真を撮ることに必死になっていたのであまりよく覚えていませんが、「揺れた」という記憶だけです。
浦東空港駅から終着駅「龍陽路」(ロンヤンルーと読みます)まで7分20秒。私が乗った13:02のリニアは定刻どおり13:09 20に龍陽路駅に到着です。

その正確さは素晴らしいものがあります。
あっけない乗車でした。龍陽路についてから、降りるときに先頭車両の写真を撮ろうと思っていたのですが、先頭付近は柵がしてあって、警備員が立っているので諦めました。中ほどの車両の写真です。

普通の電車ですね。
先頭車両の形は切符のイラスト参考に想像してください。イラストほどスマートではありません。
こんな感じのリニア初体験でしたが、乗り心地が悪いといってもわずか7分ほどのこと。距離は約40キロあるはずですから、車で移動するより遥かに早い。名物の渋滞の心配もないし。ただ、現在はまだ町の中心部まで行かず、浦東地区の外れまでしか行っていないのが難点。地下鉄に乗り換えれば良いけど、荷物の多い入出国時の利用が多くなるはずなのでちょっと辛い。
もうひとつ。私の場合、荷物は小さかったので、地下鉄に乗り換えて訪問先まで行くことも考えましたが、あいにく雨が降っていたので龍陽路からタクシーに乗りました。乗車拒否こそなかったものの、運転手の柄はよくない。ちょっと怖いです。女性一人は避けたほうが良いかも。以前は乗車拒否など日常茶飯事だったといいます。ずいぶん改善されたようですが、運転手の本質が変わったわけではありません。押さえつけられておとなしくしているだけですから、要注意。