続・海を渡る〜中国出張雑記2008年6月B
先月は夜の闇の中で渡った杭州湾。今回は朝寧波へ行く途中で通ります。
2日目、朝7時に出発です。上海虹橋−寧波間は、これまで朝も夜も飛行機の便があったのですが、橋が開通して以来どんどん減便です。夜便が浦東行きに変わってしまったのに続き、虹橋からの朝便もなくなってしまいました。
そこで、今回は上海事務所を通じて手配したタクシーで寧波に向かうことになりました。運転手は事務所の副所長のお兄さんなので安心です。
予定通り7時にホテルを出てこれから2時間強のドライブです。6時半頃、朝食をとっている時はけっこう晴れていたのですが、走り始めてまもなくどんよりとしたいかにも中国らしい天候になりました。
はたして今日は海を見ることができるのでしょうか。
南寄りの新しい高速道路を走ること1時間あまり、杭州湾跨海大橋が近づいてきます。
突然、ガードレールの色がラベンダー色に変わりました。そのセンスは疑いましたが、橋に差し掛かったことが分かりました。橋の下には2つの本線航路があり、嘉興側すぐのところと湾のほぼ真ん中が下を通る船のために大きく盛り上がっています。
橋に差し掛かった頃、あたりはかなり靄っていて視界はよくありません。
ラベンダー色のガードレールを映すべくカメラを用意します。

ガードレールの色はあまり分かりませんね。日本人の目には異様に映るはずですが。
ズームして、

これなら、ラベンダー色が分かっていただけますね。いかがですか?
これが嘉興側本線航路上に掛かる斜張橋部分です。
橋の写真はまだ何とかなりましたが、海は全く見えません。橋の上も進むに従いどんどん靄ってきます。写真を撮ってからしばらくするともう写真を撮るどころではなくなってしまいました。
写真ではラインは実線ですが、これが破線に変わっていました。その破線が5本先まで見えるかどうかです。ということは、視界50メートル前後。結構恐ろしい状況です。
海など全く見えません。これでは、昼間も夜も変わりません。諦めてカメラをしまいました。
ガードレールの色が次々変わります。始めのラベンダー色からブルー、グリーン、イエロー、ベージュ、そして寧波側の最後はピンクです。
???私の理解を超えた感覚です。
朝が早かったので、同行者は隣で眠っています。まだ寧波まではゆうに1時間は掛かるはず。私も少し寝ることにしよう。出発前夜に続き、昨夜も飲みに行って午前様だったのでさすがにきいています。
橋を渡り終わる頃には雨になりました。
「今日も雨になってしまった・・・。」
と思いながら、眠りにおちていきました。