窓ぐらい閉めてくれー!〜中国出張雑記2008年6月C
タクシーに乗って2軒目の訪問先へ移動します。
上海についた頃はかなり降っていた雨も午後は小止みになりました。1軒目の先は、お役所の建物の中にあり、タクシーを呼んでもらうことができなかったので、外に出てタクシーを拾います。乗り込んで、行き先の企業の会社案内を見せ、ここに行きたいのだとセスチュアで示します。私にとっては、いつも泊まるホテル近くのよく知っている地区なのですが、浦東地区のタクシー運転手にはすんなり分かってもらえませんでした。走りながら、携帯で会社の案内係にでも聞いているようです。上海で最大手のタクシー会社の車だったので、やはり対応が違います。
思い出せば、龍陽路駅から乗ったタクシーには、間違った場所で下ろされてしまいました。変だと思ったので、会社案内で番地をもう一度示して確認したのですが、ここだと指差されて納得いかないまま降りたら、やはり違っていました。中国では○○路○○号と門や壁に表示されているので分かりやすいのですが、結局500メートルぐらい歩く羽目になりました。
水曜日の3時過ぎ、上海の渋滞振りは相変わらずです。のろのろ運転の車同士のつばぜり合いが続きます。とにかく少しでもスペースがあれば、その先どうするかを考えず、空いたスペースを確保していきます。まさにつばぜり合いです。
気が付くとテレビなどにもよく出てくる浦東タワーが間近に見えました。私が思っていたより北よりの道を選んだようです。相変わらずのろのろ走っているので、退屈しのぎに写真を撮りました。

タクシーは既に川を渡るトンネルにもぐりかけていたので、浦東タワーの一部しか撮れませんでした。
上海の旧市区と浦東新区の間には、黄浦江という川が流れています。揚子江などに比べると小さく見えますが、船も行き来するそこそこの川です。その川を渡るのに、有名な外灘(ワイタン)辺りから北はトンネルが多く、南は橋ばかりです。
私の乗ったタクシーは、高層ビルが立ち並ぶ浦東新区の中心街を抜け、外灘の南に出るトンネルから延安高架を目指しているようです。写真を撮って間もなく、トンネルにもぐってしまいました。トンネル内も大型バスなどで渋滞しています。ところが、運転席も助手席も窓は開けっ放し。排気ガスがどんどん入ってきます。日本人なら、絶対に窓を閉めるはずです。窓を閉めてくれといいたいのですが、話せないので辛抱しています。
「どうしてこんな臭いのが平気なのだろう。オレを殺す気か。」と心の中で悪態をつきながら、息を半ば止めてトンネルを抜けるのを待っています。
普通に走れば1分もあれば抜けるのでしょうが、3分ぐらいかかってようやく地上に出ました。
やれやれ、中毒死せずに済んだ。小さく深呼吸。フーッ。