北京オリンピックの大誤算
もう間もなく開幕だというのに、北京市内のホテルはまだガラガラ、競技の入場券もダンピングが始まっているといいます。
いろんなメディア情報で、オリンピックの盛り上がりのなさが伝えられてきます。どうも、スポーツ界最大の国際競技会というより、中国国内大会のイメージです。地元の方でさえ、競技を観にいくかどうかいまだに迷っているなどという報道に接すると、何のための大会なのか考えてしまいます。
中国は、この機会に国を挙げて世界の中国をアピールしたいのでしょうが、どうも回りが反応していないように思います。これまでもモスクワのように社会主義国でのオリンピックも開催されているのですから、中国での開催も、今の発展具合からすれば当然ありうることと思っていました。
しかし、どうも事情が少し違うようです。経済的な力は十分あるのでしょうが、体制が整っていない、国民の意識レベルもまだ低いし、なによりも結局のところ、弾圧と押し付けでしかないようです。
高いお金を払い、不便な思い、厳しい検閲に不愉快な思いをしてまでわざわざ現地に赴こうと外国人が思わないのも普通でしょう。
表面的には、素晴らしいオリンピックになるかもしれません。でも、今回は、長いオリンピックの歴史の汚点になるような気がしてなりません。杞憂であればいいのですが。