TOTOROKO通信

徒然なるままに書き綴りたい。近況報告、季節の話題など思いつくままに書いてみたい。道草あり、脱線あり、アウトローにならない限り、なんでもありのアラカルト・ブログを目指して。


柿の実

2008年10月12日

他愛もない話

久し振りに仕事がらみの話をします。

先日、社員食堂で、関東に本拠のある小売業の商品部長にお会いしました。彼とは去年の秋に彼がサプライヤーの工場監査に行くのに同行して3度中国の工場を回って以来のお付き合いですが、日本で会うのは初めてです。この1年間に2度当社に来ているのですが、2度とも会えずじまいでした。今回は突然の来社だったようです。

 

「時間があるなら、食事の後、私のフロアでコーヒーでもいかがですか。」とお誘いし、10分ほどすると、彼らお客様3人と営業課長、デザイナー女史の5人がやってきました。私はいつも自分用にドリップコーヒーが用意してあります。自販機で買うのよりは安いし、インスタントよりはうまい。

上司の室長も呼んで7人でコーヒータイムになりました。

 

野球の話から、営業課長が突然言い出しました。

「私は野球特待で入ったようなもので、試験は成績が悪くて駄目だったのを無理やり通してもらったのですよ。だから、その年の新卒12人の12番目。」

そういって名札の番号を指差します。社員番号の末尾2桁が当時は入社時の席次でした。今は50音順に変わっているそうですが、以前は社員番号で入社試験の成績が分かったものです。

 

すると、かの商品部長殿。

「やあ、私も2次募集組で、面接のとき、採用予定者に辞退が出なかったら枠がないと言われました。80人の予定に対し、81人目でした。1人辞退が出て入社できたのですよ。」

同期入社の半数は既に退社し、残っている40人の中でこの春30代にして部長になった彼は出世頭でしょう。おまけ入社と言っていいような人がそうなるのですから、世の中分からないものです。

 

我が室長も6人中6番入社。でも、営業部長を長年務め、今は役員でないものの経営会議に出るぐらいですから、入社後の成績は優秀です。

 

さて、最後は私。私も2次募集組で、21人中19番。営業成績上がらず、同期の中でいつも成績は入社時の席次どおりでした。33年目の今、同期生は私を含めて4人のみ。常にブービー争いをしていた私が残っているのも不思議なものです。リストラの危機に直面したとき、新設部署を用意してくれた人に感謝以外の何物でもありません。

 

「みんな勉強できんかったんだな。」

人生はどこで何が待っているかわかりません。


2008年10月12日 2:35

コメント

さんじ18 [2008年10月12日 20:04
入社の時は、学校の成績と入社試験でのモノサシしか無いですから隠れている能力があるか?ないか?を面接時に見ると言っても解かるのか?疑問の中を運が味方になり現在のクラスに居ると思います。


LUXEL [2008年10月12日 21:58
こんばんは。
今回のお話、大変興味深く拝見させて頂きました。
ビジネスをはじめ、人生においてチャンスに恵まれるシーンを体験することがあるかと思います。
私は、元々から勉強嫌いで、特に理数系には凄く弱いです。
私自身、今は身辺整理中の身ですが、仕事の現場に立っていた時、常にライバル意識を持って、営業成績を伸ばすアイデアを考えたり、仲間が困っている時は、サポートをするなどをして、私が出来る事を考えて仕事に取り組んできました。
以前に、昇格などの話が持ちあがった事がありましたが、私のよんどころない事情でこの話がなくなりました。
私の考えですが、ビジネスチャンスは普段の努力によるものなのですから。。。

totoroko [2008年10月13日 23:02
さんじ18さん、こんばんは。
おっしゃるとおりですね。運も関係していると思います。それだけで片付けてはいけないでしょうが。

totoroko [2008年10月13日 23:06
LUXELさん、こんばんは。
人生はいろいろありますね。
運がいいとか悪いとか言いますが、チャンスは誰に対しても同じように転がっているものだと思います。そのチャンスを見出す人と見過ごす人の違いが結果として大きいのだと思います。

でんでん庵 [2008年10月15日 0:50
拝読
最近更新が遅いので体調不良かなと案じておりましたが、忙しい事はいいことで、人気のバロメータですぞ。
「人生全て塞翁が馬」の喩えどうり今良いと思うことが、次の不幸の原因になっていることもあります。逆に、今不幸と思っていることが、次の幸福の元と後で解る事も御座いまして ( 何やら落語調) 「ってこッとは?」「どう転ぶか解らないなら、努力しても、しなくても同じジャン」とかようになります。
 ところが、世の中には「人事を尽くして天命を待つ」とか「神仏は敬いても、頼るべからず」などと「努力」することは否定してません。
ただ、その時々の結果に 囚われて次なる可能性までも否定することを、また逆に、今良いからと言って傲慢になったりすることを戒めているようです。
マ!兎に角、人生において、成功も失敗もすべてが 、人生を閉じるとき「 愛しいと思い出」となるようにしたいものですな。
 最近、よく解りませんが、人生後半のコーナーに差し掛かり始めたと思うと、「哲学」と「宗教」はどう違うなどと思い至り始めました。
マダマダ「青い」?

totoroko [2008年10月16日 1:20
でんでん庵殿、ご無沙汰でござりまする。
久し振りにご高説を賜りありがとうございます。
昨日は某所で通夜があり、その折15分もお寺さんの法話を聞く羽目になりました。それに比べたら、貴殿のお話は分かりやすく、昨日の法話より内容も余程ありがたいものです。
まあ、肩の力を抜いて気楽に、でも常に上を向いていきましょうということでいいかな。

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