住友金属工業と住友商事は、昨年8月に買収で基本合意した米クランクシャフトメーカー、ノートン・マニュファクチャリングの買収を完了し新会社「SMIクランクシャフト」を設立したと発表した。これにより同社は、クランクシャフト事業で母材製造から鍛造、機械加工までの一貫生産体制を確立した。
SMIクランクシャフトはオハイオ州フォストリアに設立。資本金は2550万ドルで、住友金属が60%、住友商事が40%の出資比率となる。従業員は250人体制とする。
住友金属は自動車用クランクシャフトで世界シェア8%(同社推定)を持つ大手。従来、クランクシャフトの機械加工工程(旋削、研磨、熱処理)は自動車メーカーやエンジンメーカーが行うケースが多かったが、最近では外注化が進んでいる。同社はノートンを買収することで、機械加工に初めて進出し一貫体制を構築する。
[2008年11月18日 23時11分 日刊自動車新聞 ]