前原誠司国土交通相は12日、6月の導入を目指している高速道路料金の新たな割り引き制度について、夏の参議院選挙後に先送りするとの一部報道を否定、当初の考え通り一部路線を無料にする社会実験と合わせて実施する考えを示した。「事務方(道路局)に確認したが6月から行うことに問題はないと報告を受けている」としている。
高速道路料金の新たな割り引き制度は、前政権が利便増進事業として創設したマイカーの土日祝日上限1千円などのETC割り引きを廃止、車種ごとに上限を設ける統一料金を検討中。軽自動車が1千円、普通車は2千円などが有力視されている。曜日にかかわらず、現金決済も対象とする。
上限料金は、当初から無料化の社会実験と合わせて、6月をめどにスタートする方針を明らかにしていた。現在、馬淵副大臣を中心に調整を進めており、高速道路会社と保有・債務返済機構との協定の見直しなどを経て、新たな料金体系に移行する。前原国交相が「(現在の)準備状況では、6月にスタートする」と改めて表明した格好。
[2010年3月12日 20時45分 日刊自動車新聞 ]