ガリバー自動車研究所、ラビット、カーセブンディベロプメント、アップルオートネットワークがまとめた2010年2月の中古車査定・買い取りランキングは、軽自動車やコンパクトカーの根強さが目立った。各社とも年内最大の春商戦を控え、また車検切れを間近に迎えて人気車種を中心に流通量は堅調に伸び、3月もこの調子が続くと見ているようだ。車種別では、アップルで前月2位のワゴンRがトップに立ったため、4社すべてで同車が1位となった。
ガリバーでは1位ワゴンRに、ムーヴ、オデッセイが続き昨年来大きな差異はない。4位には前月の7位からエスティマがランクアップ、その分ライフとフィットが順位を下げた。7位にはヴィッツが10位からアップし、同社では「この時期に販売を伸ばすコンパクトカーが車検に合わせた買い替えで動きがある」という。
ラビットでも、1位ワゴンR、2位オデッセイ、3位フィットまで前月と変化はなく人気の高さを見せているが、3位のフィットでは2代目モデルの査定が増えてきているとしている。また4位ライフも前月9位から躍進するなど軽自動車は全体的に査定数が増加しているいう。6位のステップワゴンは前月と同位だが、新型への代替というより大型車から小型車へのダウンサイジングによる流れにより、査定も多いとしている。先月19位だったクラウンが8位にランクアップ、クラウンに限らず高級車の査定も増えているのが特徴という。
カーセブンの買い取りランキングでは、8〜10位までが先月のランク外から上昇。8位のレガシイをはじめ、オデッセイやエスティマは、軽やコンパクトカーより、買い替えサイクルが早い傾向が見られるとしている。また、全体として買い取り値段と店頭小売相場、オークション価格が近づいているともいう。市場全体が薄利で動いているとの感想をもらす。
アップルの査定申込数ではステップワゴン、ライフのホンダ勢がランクアップしたほか、6〜10位までの5車すべてが先月のランク外から順位を上げている。
[2010年3月12日 21時50分 日刊自動車新聞 ]