中古車を使った格安レンタカー「ニコニコレンタカー」が好調だ。フランチャイズチェーン(FC)展開を手掛けるレンタス(坂見鹿郎社長)は今年3月に加盟店募集を開始。7月末現在116店が開業した。年内には300店をオープンする計画だ。車両の平均稼働率は5割を超え、リピーターも増えている。ガソリンスタンド(SS)を中心に油外収益を拡大するためのサブビジネスとして着実な広がりを見せている。
ニコニコレンタカーは6時間で2100円、12時間で2525円からという激安の中古車レンタカー。レンタスではSSを中心にFC化を進めており、地域の足がわりとしてのレンタカー需要を掘り起こしている。店舗はすでに116店舗が開設済みで、今月中にも130店舗を超える予定。SSのみならず、中古車販売店や整備工場、カー用品店の加盟も増えているという。「店舗開設スケジュールは順調。当初の予定通り、年内にも全国300店舗をネットワークする」(坂見社長)計画だ。
加盟店の業績も好調に推移している。車両の平均稼働率は5割超。週末には7、8割に達する状況だ。1店舗の月間平均売り上げは30万〜40万円(貸出車両4、5台)。平均単価は5千〜6千円で、2100円から利用できるマーチやヴィッツクラスのみならず、より車格が大きいクラスの貸し出しも堅調だという。さらに「2、3日続けて借りる人も少なくなく、カーナビといったオプションも平均単価を押し上げている」(同)。利用者は貸出店舗から半径5、6キロメートル内に集中しており、主婦やファミリー層の利用も多い。リピート率は3割を超えるまでに高まっている。
[2009年8月5日 22時8分 日刊自動車新聞 ]