三菱ケミカルホールディングス(MCH)は19日、三菱レイヨンと経営統合することで基本合意したと発表した。MCHがレイヨンの発行済み株式のすべてを取得し、完全子会社化する。市場環境の変化や原油価格の乱高下、中国や中東企業の台頭に対抗する。MCHには、三菱化学、三菱樹脂、田辺三菱製薬の既存3社に、三菱レイヨンが加わる。これにより、炭素繊維・複合材料事業、水処理事業、添加剤・コーティング材などの高付加価値分野が強化される。
レイヨンは、メタクリル酸メチルを基軸とした化成品・樹脂事業、アクリル繊維・アクリロニトリルおよび誘導品事業、炭素繊維・複合材料事業、アセテート・機能膜事業などを展開している。
2010年2月上旬に株式の公開買い付けを開始し、3月末までに完了する。
[2009年11月20日 23時47分 日刊自動車新聞 ]