■「縦フィングリル」で存在感をアピール
米フォードが、アメリカ本国で「リンカーンMKS」を登場させた。リンカーンといえば、先頃日本において「ナビゲーター」の正規輸入がアナウンスされたところ。その高級SUVがSUVの最上級モデルなら、「MKS」はセダンのフラッグシップ役を担う重要なモデルとなる。
MKSは、2006年1月のデトロイトショーでコンセプトカーとして初公開され、その時点で市販化が前提になっていることがアナウンスされていた。それから2年半後の2008年夏、いよいよ発売のときを迎えるわけだ。スタイリングはほぼコンセプトカーのまま。新世代リンカーンデザインの幕開けを示唆する力強いラジエターグリルやエッジのきいたシャープなボディラインを継承する。
ただしエンジンについては、時代背景を考慮してか、当初の予定よりダウンサイジングされた。コンセプトカーは4.4リッターV8(315ps)を搭載していたが、市販モデルは排気量を下げた3.7リッターV6(273hp)を搭載する。ちなみにこのスペックは、ホンダが北米で展開するフルサイズセダンのベストセラー「アコード」(3.5リッター・268hp)に匹敵する。