日立キャピタルとプロトコーポレーションは1日、インターネットを使った中古車の残価据置型クレジット「グー楽」の展開を始めると発表した。プロトが運営する自動車情報のポータルサイト「Goo―net(グーネット)」に認定車の情報を掲載、1台ごとに適正な据置価格を設定してインターネットからの申し込みを受け付ける。日立キャピタルは各情報に基づいて審査し、契約書の作成と代金の決済を行う。中古車の新しい買い方として提案し、普及を図る。
プロトはグー楽への掲載を希望する中古車販売事業者からの情報を得て、第三者機関が鑑定した一定水準以上の車両を「Goo認定車」と認定、このうち初度登録から8年目に入る前までの車をグー楽の対象車とする。当初、首都圏を中心に1千台規模でスタートし、2009年度には5千台規模まで拡大する。
グー楽ではプロトが持つ中古車データを基に、車種やグレード、年式、色などのほか、鑑定情報や将来価値などを予測したデータを用いて1台ごとに据置価格を設定する。これを除いた分でクレジットを組むことで月額の支払額を低く抑えることが可能になる。
グー楽での車両購入はグーネットの中古車検索画面から希望する車を選んだ後、日立キャピタルの専用ページにリンクして行う。ネット上で支払額のシミュレーションも可能で、こうした情報を基に客は情報を掲載した中古車販売店で商談することになる。
クレジット期間は2〜4年の間で選択可能で、通常の金利は4・5%。展開当初はキャンペーンとして3・9%で提供する。
中古車情報メディアとして情報を掲載する販売店に直接送客するシステムの実用化は「業界では初めて」(プロト)としている。初年度は月間20台規模の契約を目標としており、順次展開を全国に広げることなどにより、09年度には同150台規模の契約を目指す。