中古車を使ったレンタカーシステムを構築したレンタス(坂見鹿郎社長、横浜市都筑区)は、6時間で2100円、12時間で2525円からという激安レンタカーの全国フランチャイズ展開に着手した。地域の足がわりとしてのレンタカー用途を中心に需要を掘り起こしていく。油外収益の拡大を目指すガソリンスタンド(SS)を中心にフランチャイズ(FC)店を開設していく計画で、4月には80店、年内に300店と拠点網を拡大し、2011年末には1千拠点のネットワークを構築する考えだ。
レンタスはSS向けのコンサルティング会社のマーケティングインフォメーションコミュニティ(MIC、増田信夫社長、横浜市都筑区)と中古車販売システムなどを展開するホームネットカーズ(江崎眞一社長、東京都新宿区)による合弁会社。既存のSSで中古車を利用した低額レンタカー事業「ニコニコレンタカー」をMICの直営店で展開するとともに、FC展開を目指している。
貸し出し用車両は、下取り車やオークションなどで入手した中古車。車両導入に伴う初期コストを抑えるとともに、受付カウンターや車両保管施設、洗車設備などをSSの既存設備と共有化、さらには新たな人員配置を必要としないことなどによりレンタカー事業の運営コスト圧縮を実現した。
すでに直営店4店、FC店8店で稼働を始めており、3月中には20店が新たにオープンする。すでに契約済みのSSが80店舗ほどあり、7月には200店、年内には300店までネットワークを急拡大していく計画だ。
特に、「都市部や住宅地で気軽に利用できる地域密着型のレンタカー」(坂見社長)として需要拡大に期待している。また、SSばかりでなく、中古車販売店やカーショップ、整備事業者などからもFC網への参加希望社を募っていく。
[2009年2月27日 10時11分 日刊自動車新聞 ]