ホンダは4日、20日に米国で新型SUV「アコード・クロスツアー」を発売すると発表した。「米国アコード(日本名インスパイア)」をベースとした派生モデルで、セダンの上質な乗り心地とSUVのユーティリティーを融合させた。燃料高騰などを受けて現地で加速する小型車志向にマッチした商品を投入し、拡販に結びつける。販売計画は年4万台以上。順次、カナダにも導入し、当面は北米専用車として展開する。生産はホンダオブアメリカのイーストリバティ工場で行う。
新型車は米国アコードと同様、3・5リットルV型6気筒エンジンを搭載。荷室スペースの拡大や後部床下収納などの設定でユーティリティーも持たせた。従来、大型ライトトラックなどが人気だった米国市場ではダウンサイジングの傾向が強まり、CUV(クロスオーバー・ユーティリティー・ビークル)と呼ばれるクラスが支持を獲得している。日本で中〜大型SUVとして販売されているクラスで、09年1〜10月は年140万台規模の需要がある。ホンダはここに新商品を投入することで、改めて米国販売の強化を図る。価格は、2万9670〜3万6220ドル。
[2009年11月5日 19時28分 日刊自動車新聞 ]