フォード・ジャパン・リミテッド(ランディ・クリーガー社長、東京都港区)は、「エクスプローラー」ベースのピックアップトラック「スポーツトラック」を投入する。アジア市場でのキャッチフレーズ「メイク・エブリデイ・エキサイティング」のブランド戦略の一環として投入するもの。ピックアップトラック分野では、国産メーカーは三菱自動車のみが販売しており、インポーターでは初の本格販売となる。こうした分野に参入することで、フォードブランドの存在感を際立たせ、イメージ向上および拡販に結びつける。
スポーツトラックは、同社の主力商品であるエクスプローラーをベースに、ベッド(荷台)を装備したスポーツタイプのピックアップトラック。SUVとピックアップトラックのメリットを融合させた“SUT(スポーツユーティリティートラック)”として、06年上期に北米での販売を開始した。
オーバーフェンダーを採用したほか、フルタイム4WDで安定した走行性能を実現している。エンジンは、エクスプローラー同様、4・0gV6と4・6gV8の2タイプを用意。国内での販売価格はエクスプローラーを基準に、若干上回ると見ている。
フォード・ジャパンは、06年1月にクリーガー社長の新体制の下、商品とブランド戦略のキーワードとなるタグライン「メイク・エブリデイ・エキサイティング」を発表し、新路線を打ち出している。その第一弾として、2年ぶりに「マスタング」を復活させた。
今回の新型車は第二弾として投入する。“アメ車”らしい同モデルを投入し、ブランドイメージ強化につなげる。同社の06年販売実績は前年比で約2割減少した。スポーツトラック自体は100台程度の販売を見込んでいるが、強みのSUVで新モデルを投入し、ブランド戦略を加速させることで、販売台数の回復を狙う。¥()