必見! ドライバーが助手席の人に求めること

家族や恋人など大切な人を乗せることもある自動車の助手席。特に長距離ドライブでは、助手席に座る人がドライバーにもたらす影響は大きいですよね。ドライバーが助手席の人に求めるのはどんなことでしょうか。クルマを普段使いしている20~40代の男女にアンケートしました。

サポーターとして活躍してほしい

「お菓子や飲み物を手渡してくれるとうれしいですね。ドライブスルーで買った飲み物にストローを入れて渡してくれたり、お菓子を袋から出して渡してくれたりすると、気が利くなと思います」(33歳/男性)

「道案内をお願いしたいです。ナビがポンコツで使い物にならないというのもあるのですが、生の言葉で案内してもらうとやっぱりわかりやすくて、安心感が違うので」(34歳/女性)

「話し相手になってくれたらうれしいけど、基本的には楽しく過ごしてくれていたらそれでいいかな。明るいムードを感じているだけで、自分も楽しく運転できるので」(42歳/男性)

「以前は料金所で小銭を出してくれたりすると助かりました。今はETCだから小銭を用意する必要がなくなったけど」(45歳/男性)

助手席の人には運転中にできないことをできるだけサポートしてもらいたい、と考えるドライバーも多いようです。続いては助手席の人が「寝る」問題について。

寝ていて欲しい? 寝ないで欲しい?

「多くのサポートは求めませんが、せめて寝ないでほしいというのはありますね。特に渋滞で身動きが取れなくなっているときに、助手席の人が寝ていると話し相手がいなくて孤独なので」(28歳/男性)

「子どもはいいけど、妻は寝ないでほしいですね。寝ちゃだめというわけじゃないけど、当り前のように寝られると、長時間運転する身としてはイラッとします……」(36歳/男性)

「何もしてくれなくていいから、寝ていてほしい。その方が運転に集中できます」(29歳/男性)

「助手席も含めて、車内のみんなが眠っていると何だかホッとします。子どもが多いのでお出掛けがいつも騒々しく、そういうひと時が安らげるので」(39歳/男性)

寝ていて欲しいという人もいれば、寝ないで欲しいという人も。少なくとも、同乗者が寝るというのは、それだけ安心感を与えられる運転ができているということでもあるのかもしれません。

助手席、これはNG!?

「スマホばっかりいじってほとんど会話しない人いますよね。普通に会話してくれたらいいのになって思います」(31歳/男性)

「お菓子を食べるのはいいけど、ボロボロこぼして後片付けもしないってありえないですよね。助手席に座る以前の問題!」(27歳/女性)

「助手席で『疲れた』とか言わないで……。気持ちは分かるけど、運転しているこっちはもっと疲れてるんだよ!」(35歳/男性)

「運転に口を出さないでほしいですよね。彼が『教官か!』というくらいうるさくて、一緒にドライブするのがいやになりました」(25歳/女性)

求めることよりも、しないで欲しいことを挙げる人も多いようです。

助手席と運転席、どちらか一方にばかり座ることが多いとそれぞれの気持ちが分からなくなってしまったりするもの。自分が相手の立場だったらどう思うか、ということを考えながら行動すれば、おのずとイライラする場面も減っていくのはないでしょうか。

楽しいドライブが実現できるかどうかは、運転席と助手席の関係にかかっているといっても過言ではない!?

 

(根岸達朗+ノオト)

[ガズ―編集部]