レクサスLX 衝突安全予防システム「Lexus Safety System +」レクサス初設定(2015年8月)

「Lexus Safety System +」は、“距離”を認識する「ミリ波レーダー」と”形状”を認識する「単眼カメラ」を組み合わせることで、前方の車両や歩行者、障害物を高い認識性能で検出し、「プリクラッシュセーフティシステム」「レーンディパーチャーアラート」「レーダークルーズコントロール」「アダプティブハイビームシステム」の4つの機能で事故に備える衝突回避支援パッケージ。レクサスはLXから新搭載。

プリクラッシュセーフティシステム(歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ)

「ミリ波レーダー」と「単眼カメラ」の2種類のセンサーが進路上の車両や歩行者を検知し、衝突する可能性が高いと判断したときに、衝突回避あるいは被害軽減を支援する。仮にドライバーがブレーキを踏めなかった場合でも、プリクラッシュ ブレーキが作動。例えば停止車両に対し自車の速度が約40km/hの場合は、衝突回避または被害軽減を支援。また、例えば歩行者との速度差が約30km/hの場合には、衝突回避または被害軽減を支援する。

警報ブザーとディスプレイ表示で危険をお知らせ
A:[ブレーキを踏むことができた場合] ブレーキ踏力を強力にアシスト
B:[ブレーキを踏めなかった場合] 自動減速

自動ブレーキ作動自車速度域:約10 km/h~80 km/h

レーンディパーチャーアラート(車線逸脱警報)

道路上の白線(黄線)をカメラで認識し、ドライバーがウィンカー操作を行わずに車線を逸脱する可能性がある場合、ブザーもしくはステアリング振動、さらにディスプレイ表示による警報でお知らせする。また、車両のふらつきを検知して、ブザーとメーター表示によりドライバーに休憩を促す。

幅約3m以上の車線を自車速度約50km/h以上で走行時に作動。

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)

カメラセンサーにより車速に応じた車間距離を保ちながら先行車に追従走行し、停止状態(車速0km/h)まで、全車速域において連続制御。高速道路における渋滞時などで停止や発進を繰り返す場合にも連続制御可能となり、ドライバーの運転負荷を大幅に軽減。

アダプティブハイビームシステム

ハイビームによって視界を確保することにより、夜間の視認性向上に寄与。ハイビームの照射範囲内に車両を検知すると、LEDの点灯/消灯を制御することで、ヘッドランプの照射範囲を調整し、前方の車両や対向車に直接ハイビームを当てないよう部分的に遮光する。遮光範囲は検知した車両の走行に合わせて自動調整されるため、検知車両のドライバーに眩惑を与えない。

※これらの機能は、道路状況、車両状態、天候状態およびドライバーの操作状態等によっては作動しない場合があります。機能を過信せず、必ずドライバーが責任を持って運転してください。数値は一部社内測定値。画像は作動イメージです。