【TMS特集】GAZOO編集部が選ぶ未来の愛車 ワインディングロードに行きたくなる!~スポーツ編~

モーターショーの花形といえばスポーツカー。東京モーターショー2017の会場にもたくさんのスポーツカーがスポットライトを浴びていた。しかし、ここ数年の状況と大きく変わってきたのが、パワーユニットの種類。エンジン、ハイブリッド、EVとたくさんの選択肢があるから見逃せない。各社のコンセプトモデルからGAZOOのおすすめスポーツカーをご紹介。

●スバル IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT [コンセプト]

「気軽に楽しめる」スポーツグレードを待ち望んでいた人におすすめなモデルがスバルブースに登場。それが「IMPREZA FUTURE SPORT CONCEPT」。近年、スポーツ走行入門用とも言える車両が減っている中で注目の一台だ。専用デザインのエクステリアやセンターマフラーが与えられ、前後バンパーは広がりのある水平方向を意識したデザインを採用。ユニークなフォグランプのデザインと相まって、市販モデルとは異なるアグレッシブな表情が与えられている。是非、スポーツ走行を「気軽に」始められる価格帯での登場を期待したい。

<未来の愛車指数>
★★★☆☆
これからスポーツ走行を始めてみたい、そんな人にベストな一台になる可能性。今後に注目。

  • 外観同様、イエローを随所にあしらったインテリア。ホワイトとブラックの2トーンシートにはイエローのステッチが加えられ、スポーツモデルにふさわしいシートに仕上がっている。イエローで縁取ったメーターも斬新。
  • スポーツモデルの象徴とも言える、センターマフラーは2本出し。どんなボクサーサウンドを奏でるか、非常に楽しみ。ワイド感を強調するリアスポイラーのデザインも秀逸で、欧州のホットハッチに負けない力強さ。

●日産 LEAF NISMO Concept [コンセプト]

スポーツEVの先駆者を気取るなら「LEAF NISMO Concept」はどうだろうか? デビューして間もない2代目LEAFを「NISMO」がチューニング。NISMOのアイコニックカラーであるレッドのアクセントを随所に配し、サーキットのイメージを強めている。注目は専用サスペンションや高性能タイヤ、専用チューニングコンピュータ(VCM)などで、パフォーマンスアップが図られている点。特にVCMは電動駆動の特性を活かし、瞬発力を高めたもので、LEAF独自の「e-Pedal」と相まって、全く新しい運転感覚を提供してくれる。右足だけの操作で好タイムをマークできたら……。考えただけでも楽しそうだ。

<未来の愛車指数>
★★★☆☆
いままでのスポーツカーとは一線を画した存在。ゲーム感覚とも言われるワンペダル走行で他には無い一台。

  • スポーツマインドを感じさせるインテリア。外装同様、随所にレッドがあしらわれている。ステアリング中央上のレッドのデザインは、操作中のステアリング位置を把握しやすくするためのもので、スポーツドライビング時に有効。
  • レッドのスポイラーを追加する事により、フロントの印象を一変。リーフのもともとの高いデザイン性を活かしながら、スポーツバージョンである事をしっかり主張している。ニスモのエンブレムが輝きを放つ。

●ホンダ Honda Sports EV Concept [コンセプト]

EVは高効率な乗り物。「だけじゃない」とばかりにホンダが送り込む、新世代スポーツが「Honda Sports EV Concept」。コンパクトなボディにEV性能と人工知能(AI)を搭載し、人とクルマが一体になったような運転感覚を目指している。ドライバーのクセや好みを学習して、オーナー1人1人に特化した走りが味わえるのだろうか?ホンダの考える未来のスポーツカーの、理想のひとつがあるのは間違いない。スポーツカーの古典とも言えるロングノーズ・ショートデッキレイアウトがもたらす走りに期待。

<未来の愛車指数>
★★★☆☆
未知のクルマながら、新時代のスポーツカーが始まる空気が感じられた一台。未来にもこんな愛車が残っていて欲しい。

  • ショートデッキ風デザインが、懐かしさを感じさせるリアビュー。スマートフォンのようなテールレンズも斬新で、目をひくデザインとなっている。エンブレムの左側にはクルマの状態を表す文字情報が表示される。
  • S2000を彷彿させるロングノーズスタイル。緩やかにラウンドしたフェンダーも色気たっぷりで、光の当たり具合によって、さまざまな表情を見せてくれそうだ。Aピラー下側の突起は後方確認用の装置か?

●トヨタ GR HV SPORTS concept [コンセプト]

新世代のスポーツ車両がトヨタから登場。ハイブリッド好きのスポーツカーファン注目の一台。世界耐久選手権(WEC)で活躍するハイブリッドレーシングカー、「TS050 HYBRID」で鍛えられた「THS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)」を搭載。パワーユニットの詳細は非公開だが、ユニークなHパターンのATを搭載しており、エンジンとモーターが生み出すパワーを積極的にコントロールする事ができる。スープラをはじめとするトヨタの歴代スポーツモデルに採用されたエアロトップにより、これまでエンジン音でかき消されていた新たな音がワインディングロードから聞こえるかも。

<未来の愛車指数>
★★★★☆
その出自から本格スポーツである事が想像される一台。国産スポーツカーの新時代を歩みたいあなたにおすすめ!

  • ベースとなった86のイメージを色濃く残すが、カラフルなメーターやナビ画面部分が、ハイブリッドらしさを感じさせる。ナビ画面の真下にはユニークなATのセレクターボタンも。GRのロゴが入ったステアリングもスポーティ。
  • 特徴的なのがATのセレクターレバーに設けられたスタートスイッチ。システムを起動するスイッチと思われるが、まるで戦闘機の操縦かんのよう。スイッチを押した瞬間、コクピットはどんなサウンドで満たされるのだろうか?

●BMW コンセプトZ4 [コンセプト]

スポーツカーにはルックスも重要。そんな事を思い出させてくれるオープンモデルが「BMWコンセプトZ4」。一目でBMWと分かる、流麗なスタイルを身にまとい、存在感・雰囲気は抜群。中でも傾斜の強いAピラーや飛行機の翼のようなドアミラー、ボディ後方にまで伸びたアンチロールバーのデザインは超個性的。オープンカーのトレンドリーダーになる素質は十分だ。オーナーになった暁にはショーウインドウに映るZ4と自分の姿を見て、思わずうっとりしてしまいそう。デザイン違いのシートデザインもオシャレで、お気に入りの服とコーディネイトしながらドライブを楽しみたい。

<未来の愛車指数>
★★★★★
日常に「彩り」を与えてくれるのがスポーツカーだとすれば、満点の一台。どんな時も気分を高めてくれる、そんな相棒に。

  • 押し出しの強いフロントマスクはBMWならでは。厚みを感じるキドニーグリルのデザインも迫力アップに貢献している。大きく口を開けたフロントスポイラーは、カーボン製と思われる。凝りに凝ったデザインだ。
  • これまでのBMWのイメージを引き継ぐインテリア。ブラックとブラウンのコントラストを活かした洗練されたデザインだ。ユニークなのは左右塗り分けられたシート。オープンモデルらしく見られる事を強く意識している。

[ガズー編集部]