【トヨタ WRC】第9戦2日目、波乱のデイ2でヤリスWRCが1-2を飾る

7月28日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドの競技2日目デイ2が、フィンランドのユバスキュラを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合1位、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合2位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合5位となった。

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1 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) 1h11m36.4s
2 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +4.4s
3 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +19.0s
4 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +33.0s
5 ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム (トヨタ ヤリス WRC) +39.1s
6 マッズ・オストベルグ/トースタイン・エリクソン (フォード フィエスタ WRC) +45.0s
7 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +45.1s
8 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +58.0s
9 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +1m07.6s
10 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード フィエスタ WRC) +1m50.2s
(現地時間7月28日23時30分時点のリザルトです。最新リザルトはwww.wrc.comをご確認下さい。)

デイ2を迎えたラリー・フィンランドは、本格的なグラベル(未舗装路)ステージが始まり、WRC屈指のハイスピードコースで早朝から激しい戦いが続いた。午前中のSSでは難コースのSS4「ユコヤルビ-1」で多くのトップドライバーがトラブルやアクシデントに遭遇し、上位争いから脱落した。そのような状況で、ラトバラはSS3でベストタイムを記録。そして波乱のSS4でトップに立ち、以降SS9まで首位を守り続けた。しかし、デイ2で合計8本のベストタイムを刻んだラッピが、SS10でラトバラに代わって総合1位となり、ラトバラとの1-2体制でデイ2を締めくくった。また、ハンニネンはスピードと安定性のバランスがとれた巧みな走りを続け、4位と6.1秒差の5位で明日のデイ3に臨む。

[ガズー編集部]