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特別取材 G-BOOK mX開発の舞台裏

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立場やアプローチは違えど、自分のやりたいことを実現する場としてのG-BOOK

編集部:なるほど、そんな松尾さんがどういう経緯でG-BOOK mXの広報・販促の仕事をしているのか、とても興味深いですね。もちろん、他のみなさんが入社した時代にはテレマティクスなんてなかったわけです。同様に、みなさんがG-BOOK mXに関わるようになった経緯を教えてください。

井野口:私が道路交通情報(渋滞規制情報など)に関わる仕事をするきっかけは、ITS企画部時代にモネのプロジェクトに参加したことです。17名でスタートしたそのプロジェクトで私は道路交通情報を担当し、以来、ずっと道路交通情報という切り口で、モネの後継であるG-BOOK、G-BOOK ALPHA、そしてG-BOOK mXに関わってきました。

杉本:私は自動車産業がメカからエレクトロニクスに移行することを予見して入社したのですが、実は入社以来、「走る・止まる・曲がる」というクルマの基本性能の制御に関わる開発をしたことはありません(笑)。ずっと、カラーディスプレイ(いまでいうナビ画面)を使って、何をするかをテーマに開発をしてきました。たとえば、最初の頃は8ミリビデオを車内で観れるようにしようとか、車内でプリントアウトができるようにしようとか、いまからみれば冗談のようなことを本気で実現しようとしていました。その後、ナビや交通情報の開発を行い、トヨタマップマスターに出向して地図関係の仕事をしました。G-BOOKの開発に関係するようになったのもその延長線上です。


鈴木:私は入社してITS企画部に配属になり、井野口さんや電子技術部といっしょにG-BOOK ALPHAでの商品化に向けて、渋滞予測とそれを使ったルート案内の企画・仕様検討をする事で、G-BOOKに関わるようになりました。

松尾:私は入社して最初は経営企画部で事務職としてさまざまなプロジェクトの事務局の仕事などをしていました。その後、ITSのプロジェクトが立ち上がり、ITS企画部に異動し、一時技術部マルチメディア端末の開発プロジェクトに席を置きました。杉本さんもおっしゃったように、当時、先入観にとらわれず車で楽しく便利に使えるマルチメディア機器の企画を行うことがミッションで、検討していたのはナビでもない新しい車載の端末でした。車内でプリントアウトができるサービスを始め、Bluetoothの活用など技術的に何ができるのか、あらゆる可能性を技術的に探究していました。そしてそれと平行して、e-TOYOTA部でユーザー側の視点やニーズからのアプローチによる車載端末の開発をするG-BOOKのプロジェクトがスタートし、一週間のうち半分くらいはe-TOYOTA部に通うようになったのがe-TOYOTA部との関わりのはじまりです。


編集部:なるほど。もともとe-TOYOTA部だった松岡さん以外のみなさんはそれぞれ技術的なテーマをもって取り組んでいて、それがG-BOOKというステージを得て、商品化されたわけですね。

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