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特別取材 TOYOTA MIDSHIP SPRIT HISTORY展 & スペシャルトークショー
トヨタ初のミッドシップはトヨタ最後のスポーツカー?

2006年11月26日(日)、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡)で開催された「トヨタ モータースポーツ フェスティバル(TMSF)2006」にて、MR-S特別仕様車“V EDITION・FINAL VERSION”の発売を記念したイベント「TOYOTA MIDSHIP SPIRIT HISTORY展」と「TOYOTA MIDSHIP SPIRIT HISTORYスペシャル・トークショー」が行われました。その中から、[特別取材]の第一回として、午後2時30分よりメインステージで行われた「TOYOTA MIDSHIP SPIRIT HISTORYスペシャル・トークショー」をレポートします。

開発コンセプトはミッドシップ・コミューター

ステージでの対談写真

当日の天気はあいにくの雨。スペシャルトークショーは秋の冷たい雨が降る中、行われました。そんな悪条件にもかかわらずメインステージ前には、トヨタのミッドシップの歴史を切り開き、育ててきた人たちの生の声を聞くために、大勢のモーターファンが集まっていました。スペシャルコメンテーターに元F1ドライバーの片山右京さん。ゲストパネラーには、MR-Sの前身であるMR2チーフエンジニアの有馬さん、初代MR-Sチーフエンジニアの中川さん、初代MR2から歴代MRシリーズ全車種のテストドライバーの成瀬さん、最後のMR-S“V EDITION・FINAL VERSION”チーフデザイナーの永津さん、21年間MR2とMR-Sの製品企画を担当した手島さんの5人がステージに登場しました。

有馬さんからは初代MR2が開発された背景として、「22年前の当時、トヨタでは排ガス規制や安全対策、燃費対策が厳しく言われ始めた時期で、トヨタの車は乗って面白くない車ばかりだった。そんな中、安くて楽しい車をつくろうという動機からミッドシップが検討された。しかし、当時の営業部門からは『とにかくおとなしい車にしてほしい』との強い要望があり、当初はおとなしい『ミッドシップ・コミューター』というコンセプトで開発がはじまった」という裏話が紹介され、会場からは驚きの声。初代MR-2の運動性能の高さはよくご存知のようで、「あれの、どこがおとなしい?」という反応でした。

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