キャデラック シリーズ61

1941年1月~1947年1月

キャデラックの各モデルは、1941年にボディ外板を一新するフルモデルチェンジを受けた。この時点でフラッグシップというべきV型16気筒エンジン搭載のシリーズ90がラインナップから落とされ、シリーズ60/シリーズ61/シリーズ62/シリーズ63/シリーズ67/シリーズ75の6車種構成となっていた。エンジンは346CI(150PS)のV型8気筒SVのみである。ボディバリエーションは極めて多彩であり複数のセダンはもちろん、クーペからリムジンまでほとんどの車型が用意されていた。ちなみにボディはフィッシャー製(シリーズ61/シリーズ62/シリーズ63/シリーズ67)とフリートウッド製(シリーズ60/シリーズ75)の2種類があったが、前者がややスポーティーだったのに対して、後者はフォーマル色が強かったのが特徴である。第二次世界大戦への参戦に伴って一時中断していた市販車の生産は1946年から再開されたが、1947年までのモデルはボディもメカニカルコンポーネンツも戦前型と同じだった。ただし戦後型はシリーズ63/67という、いずれもフィッシャー・ボディの上級グレードが廃止されていた。写真は60スペシャルのフリートウッド・タウンカー。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 5669cc 4 3速MT コラム FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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